ワガママ《赤》 (ページ27)

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「Aちゃんの悩みってなに？」

「実は、最近重岡くんと距離ができちゃって」

「しげのやつ、あからさまやな(笑)」

そう言って笑い出す藤井くん。

…素敵な笑顔、頂きました。

「Aちゃんからは話しかけへんの？」

「んー…迷惑だったらって考えるとなかなか…」

「迷惑とかは絶対ないから。俺が保証する」

自信満々にそういう藤井くん。

藤井くんの方が重岡くんと仲良いし

かなり説得力がある。

「わかった、普通に話しかけてみる」

「うん、そうしたって」

そう言って微笑む藤井くんは

きっと重岡くんのこと、大切に思ってるんだな。

「でも、なにがあったんだろ…」

「まー、あいつも不器用やからなぁ(笑)」

「どういうこと？」

「それはいずれ分かるよ(笑)」

藤井くんは気になる言葉を残してたけど

私たちは予鈴に従って教室に戻った。

「重岡くん、」

「え、おおっ、どした？」

「焦りすぎ(笑)」

「おー、すまんすまん(笑)」

少しぎこちないけど、ちゃんと重岡くんの笑顔だった。

「…んで、どした？」

「最近、重岡くんからミルクティー頼まれてないなって」

「なんや、前は乗り気やなかったやんけ(笑)」

「……たまになら買いに行く」

なんやそれって笑う重岡くんの笑顔がやっぱり素敵だった。

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ごめんなさい、作者です。
お邪魔します。

# 0818

流星くん 26歳の誕生日
おめでとうございます！！

流星担のみなさまも
おめでとうございます！！

流星くん、流星担のみなさまにとって
いい一年になりますように。

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