ブラクロの短編集 : 金色の夜明け (ページ3)

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イジワル : II ウィリアム・ヴァンジャンスページ3

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『はぁー、、暇だ、』

今頃、ウィリアム様は忙しいのかなぁ…って考えてるAは図書館へと暇を潰していた。

今読んでいる本は、エルフのお話

何故かこの本に目が入って魔力を感じた。

『ん … んん』

なんだろ、すんごく眠たいなぁとAはうとうとしていた。

ガチャと扉の開く音がした気がしたが、

眠たくてそのまま寝てしまった。

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『ん … 』

「やっと気づいたかい？」

『ふえ、え？！ウィリアム様？！』

キョロキョロと周りを見るAは、ここは図書館じゃないと気づく。

すごく広くて、質のいい部屋

豪華な花に豪華なベット

『ウィリアム様、ここは… 』

「私の部屋だよ」

「へ？！」

かぁっと赤くなるAの顔

ここがウィリアム様の部屋か…嬉しいと言っているような顔をしているA

「ふふ、嬉しいのかい？A」

『へ？！そ、そりゃあウィリアム様の部屋に入れるなんて…し、幸せです』

「ふふ、可愛いねA」

後ろからきゅっと抱きしめるウィリアム

それにドキンと胸が高鳴るA

「ねえ、このまま一緒に夜まで過ごそうか」

『～～あ、えうあ、あの』

どきんどきんどきんどきんと高鳴るAの胸の音

やばいやばいと焦っているA。

『 … 鼻血、でちゃいますよ？』

そう恥ずかしそうに言ったA

まさかそんな言葉を言うとは思わずウィリアムは、ぱちぱちと瞬きしてから

「あははは、冗談だよ

イジワルしてごめんね、A」

『う、はい』

ウィリアム様なら一緒に夜を過ごしてもいいっとそう思っていたA

冗談かと落ち込んでいたら、

「そんな顔したら帰したくないね、

さあ、一緒に夜を過ごそうか____」

満月の光が2人を照らした。

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ウィリアム様かっこいいいい！！！！！