貴方と紡ぐ物語。【プロセカ / 反応集】

➣「可愛いね」 ページ2

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「可愛い」

つい零れ落ちたその言葉。だって、君が愛らしいから。
だけど、何だか彼は浮かない顔をしてる。

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【 東雲彰人 】

「……はぁ？ 誰に言ってんだよ」


片眉を下げて、心底何言ってんだコイツとでも言うよな目で見て来ます
貴方が『あ、あきと…』と、恐る恐る答えると、彼は困惑の表情で目をぱちくりとさせます


「フン、そーかよ。オレなんかよりAの方が何百倍も可愛いと思うけどな」


サラッとそういうことを言うもんだから、貴方もビックリ
一気に顔が熱くなります


「ほら、そーゆーとこだよ」


人差し指で頬をするっと撫でられ、貴方は更に真っ赤な顔に
一枚上手な彼でした












【 青柳冬弥 】

「…ありがとう。まさか可愛いと言われるとは」


クールな彼は天然というギャップを持つ超人()
そんな彼を見て『可愛い』と思わず呟いた貴方


「…A。小腹も空いたところだし、そこのカフェで休まないか？」


彼からの提案に頷き、店内へ
彼は珈琲、貴方はスイーツ、各々好きな物を食べたり飲んだりして雑談


「A、口にクリームがついている。少し待っていてくれ」


『嘘っ!?』と貴方は驚きます
すると口の端には彼の綺麗な指
「これで大丈夫だ」と笑う彼に『ありがとう』と言うと


「大したことではない。Aの可愛らしい姿が見れた」


聖母のように微笑むもんだから、貴方は眩しくて目が眩みそうになります
それと同時に、ちょっぴり胸がドキドキしている貴方でした





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