二杯_友達 ページ3
息切れをして突然
目の前に現れた私に対して
たなっちは、よほど驚いたようで。
た「A…?」
あ「ひさっ…しぶりっ…。はぁ。」
運動って大事だねと言うと
それはまじで思う、と返される。
た「どうしたの?なんかあった?」
笑いを含んだ声で言われて、
少しだけ顔が熱くなる。
あ「何もないよ。見かけたから来ただけ。」
よ「あれ?Aちゃんじゃん。」
あ「わっ。洋平さんお久しぶりです!」
よ「ごめん俺邪魔しちゃった?」
た「何を邪魔したんすか」
あ「そーですよ。私も久々に洋平さんに会えてすっごい嬉しいです。」
へへっと笑うと洋平さんが嬉しそうにする。
よ「可愛い子に嬉しいこと言われちゃった。」
た「よかったっすね(?)」
俺ちょっとコンビニ行ってくるわ
と言って歩いて行った洋平さん。
多分、私達に気を使ったんだろう。
…何も無いのにw
軽く話をして、その中に恋愛の話も織り交ぜたりして。好きな人いるの?と聞かれ先輩かなと話していると丁度そこにだいちさんが現れた。
だ「Aちゃん探したよ〜。会社の中で待ってるのかと思ってたんだけど。」
あ「ごめんなさいー。」
謝罪に心がこもってない!
初めてかもしれない。だいちさんが先輩っぽい事言ってるよ…。
だ「聞こえてるよ?」
あ「え、」
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作者名:べ に た 。 | 作成日時:2019年11月10日 21時