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一か月後 ページ7

今日も出勤中の太宰さんを見るため、うずまきで珈琲を飲んでいます

まぁ、見つからないようにカウンターの中でも

死角になりやすい場所に座っているのですが…

会えなくてもいいから、毎日見てたくてうずまきに通っているが

最近、自分の行動がストーカーじみている気がする

「あっ」

話しかけようとしても、話しかける勇気も権利も私には無いから、

声は出てしまっても今日も見ているだけ。

貴方とは目が合わない。

其れでいいのに、其れでいいはずなのに。

「ハァ」

太宰さん、

私は貴方に出会ってからため息をつくことが増えました。

貴方のせいです

そんな馬鹿げたことを考えながら珈琲を啜る。

そろそろ仕事に行かなくちゃ。

会計を済ませ、本部へ行く。

首領から呼び出されているのだ。

あの件だろうか。

まぁ、数多居る下級構成員の一人なのだ。

だからこそ、呼ばれることは珍しいのだが。










ポートマフィア本部

首領の部屋の前に来てしまった

コンコン

「失礼します、首領」

森「あぁ、A君かい?

入っていいよ」

「失礼します。」

エ「A、久しぶりね」

「エリスさん、お久しぶりです」

「ところで、高々構成員の一人である私に何か用でしょうか?」

森「あぁ、君に出世の話だよ」

そう穏やかに微笑む首領(悪魔)

「以前から申しておりますが

私は力不足ですので、昇進の話はまだ早いかと…」

森「準幹部への昇進だ。」

「私にはまだまだ力不足ですので」

森「何を勘違いしているのかな?

これは、命令だよA君」

「ですが

森「ならば、彼らが如何なってもいいということだね」

「そ、そういうことならば」

森「ならば、良いね?」

「…御意」

森「話はこれで終わり、帰っていいよ」

私は何も言わずに部屋から出た。

何で、何で、、、

助けてよ、母さん。

娘が人を殺してるんだよ、

子供が悪いことしてたら止めるのが親の務めって言ってたじゃん。

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作者名:寝不足 | 作成日時:2023年5月5日 13時

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