#45 ページ47
八乙女side
目の前で、何が起きているのか分からなかった
力が抜けたように床に座り込んで泣いている山田。
必死に好き、大好きだって言い続ける
ねえ、ほんと？
ほんとに山田は、そう思っていてくれてるの？
山「好きだよ、だいす………え？」
俺は脆くて儚い君の身体を包み込むように抱きしめた
やっと、やっと
光「やっと、届いたっ」
ずっと届かなかった俺の手が、大好きな君に届いた。
包み込むように抱きしめていた腕を、ギュッと強くした
山「ひかる、くん」
光「……俺で、いいのか？頼りなくて、バカなこんな奴で」
山「……当たり前じゃん。俺は、光くんがいい。光くんが、大好き」
そう言って微笑む君は、相変わらず綺麗だった
光「……俺と、付き合ってくれますか？」
山「っ、………はい！」
あぁ、今度こそ本当に、俺の手が届いてる
俺の腕の中に、ちゃんと山田がいる
スッと腕が解かれて、お互いの視線が絡み合う
ふわっとしたその笑顔を見たあとに、静かに唇が重なった
・
・
光「……そろそろ楽屋、戻ろっか」
山「そうだね」
しばらく時間が経って、2人でみんなのいる場所に歩き出す。
ちゃんと手を握ってね、
圭「あっ、山ちゃんと光くん帰ってきた！」
伊「もう遅いよぉ、どこいってた……って」
伊野ちゃんは、俺達の握ってきる手をみて目を見開いた
裕「えっ!?どうゆうこと!?」
光「俺達、付き合うことになったから」
俺がそう言うと驚くメンバー、やっとかって顔をするメンバー
隣の山田を見てみれば、耳真っ赤にして照れていた。
可愛いなぁ。
もうこの可愛い山田を、独り占め出来るなんて
薮「ひかる。おめでとう」
光「薮………ありがとな」
知「もう、ほんと世話かかるんだから」
山「……色々迷惑掛けました」
知「そう思うなら、今度ご飯奢ってよね！」
山「………はいはい。分かりましたよ」
相変わらずだな、この2人も
有「山田、光くん」
山「……大ちゃん」
有「おめでとう、山田。光くんに幸せにしてもらえよ？」
山「……うん！大ちゃんより、幸せになってやるから！」
ニッコリと山田に微笑んだあと、俺の方を見て口パクで『ありがとう』そう言った
……お礼を言うのは、こっちだよ。バカ
山「光くん？どうかした？」
光「ん？何でもないよ」
山「そっか」
大好きだよ。
____ありがとう
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涼奈(プロフ) - いちご涼華さん» 最後まで読んでいただきありがとうございました！ドキドキしていただけて本当に嬉しい限りです！最後まで涼華さんには助けていただきました。よろしければこれからも私の作品をどうぞよろしくお願いします！ (2017年7月18日 0時) (
レス) id: 9da4d952f7 (このIDを非表示/違反報告)
いちご涼華(プロフ) - これからも涼奈さんのファンでいさせてください！(笑)ずっと応援してます(｀・ω・´)！！更新無理せず頑張ってください！ (2017年7月18日 0時) (レス) id: 9237eab9a1 (このIDを非表示/違反報告)
いちご涼華(プロフ) - いつも長くなってすみません(´･ω･`; )薮ちゃんと知念くんが少し切なかったんですがみんなの思いが晴れてよかったし今回も本当に素敵なお話でした(*^^*)！本当にお疲れ様でした！新作もいまからゆっくり見に行きます(*≧∀≦*) (2017年7月18日 0時) (レス) id: 9237eab9a1 (このIDを非表示/違反報告)
いちご涼華(プロフ) - 涼奈さん完結おめでとうございます.+:｡ ヾ(◎´∀｀◎)ﾉ ｡:+.2人の思いが通じ合って本当によかったです(´；ω；`)終始ふたりの不器用な恋にドキドキしっぱなしでしたﾟ+.(*´pωq`)ﾟ+. (2017年7月18日 0時) (レス) id: 9237eab9a1 (このIDを非表示/違反報告)
涼奈(プロフ) - いちご涼華さん» ありがとうございます！ほんと書いていて2人が料理する姿を想像してしまいました(*´`)もう少しで完結してしまいますが、最後までよろしくお願いします！ (2017年7月11日 0時) (レス) id: 9da4d952f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼奈 | 作成日時：2017年4月11日 23時
