パン屋『四季』での日常 (ページ17)

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とおあまりいつつ目その1 ページ17

nosaid

『春』

それはいろいろな物事の始まりの季節でもある

そんな春の暖かい日差しを受けながらAはとある事務所を訪ねていた

『こ、こんにちは！』

「こんにちは！Aちゃん！待ってたよ！」

彼女を出迎えたのは小鳥遊紡。

つまり彼女は小鳥遊プロダクションを訪ねていたのだ

実はつい先日、紡が彼女の店にパンを購入しに言った時に自分の家の事務所で働き出したことと、アイドルグループのマネージャーになったことを話し、社長が彼女に会社見学に来ないかと誘いがあったことを言ったのだ

流石に社長からの誘いとなると断りずらく、更に友人である紡からの誘いでもあったので緊張しながらもAはその誘いに乗ったのだ

そんな訳で紡に社内を案内してもらっているのだ

(ひ、広い…)

「それで、ここが最近出来たばかりの男性アイドルグループが練習しれいる部屋です！」

そう言ってドアを開けるとそこには

音楽デッキから流れるリズムに合わせ踊り、歌を歌っている7人の人がいた

(わぁ！綺麗な歌声！それにダンスもキレっキレ！)

目を輝かせながら彼らを見るA

やがて、音楽が止まり一気に彼らが座り込んだ

to be continued…