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ほわほわしっと。 ページ5

ほんの好奇心だったんだ。

同僚がすごいかっこいい人がいて、お料理も美味しい喫茶店をみつけたからいこうって。

お店の名前をきいたらポアロっていうらしくて、はっとなった。

そこは安室透として零くんが働いている場所。

ただ、普段は零くんが仕事している姿なんてみられないから潜入調査中だとしても、名目上他人だとしてもみてみたかった。

たまたま午後が2人とも仕事がなかったから、ふたつ返事で了承した。


「えっへへ、なかなか行けなかったんだけどAが一緒に行ってくれるなら安心だー!」

「ええ、私じゃなくても良かったんじゃないの?」

「だって、Aは彼氏もちじゃん!ってことは好きになっちゃうみたいなことはないじゃん!」

「そんな不純な」


しかもその目当ての人が私の彼氏ですなんて口が裂けても言えるわけなく。

お店についてしまった。

意外と職場から近いんだな。

やっべ、緊張してきた。怒られるかな。


「なに、緊張してんの?うっそだあ!あはは!」

「してない。ほら、入るんでしょ」

「はいさー!いざゆかん!」


バレたし。なぜにバレたし。

むっかつく、ほんと。

いま隣でけらけら笑ってるのは、香山紗奈(こうやまさな)

高校、大学と同じで、まさかの職場も同じでびっくり。

よく言えば親友。悪く言えば悪友?みたいな感じ。

だから遊ぶんだよね、結構な頻度で。





「いらっしゃいませー、おふたりさま、ですか」

「はい!2人です!」


こちらをみて一瞬目を見開いたあと、すぐに営業スマイルにもどる。

すんません、ほんと。さすがです。

そんな彼に席に通してもらい、テンション爆発中の紗奈。うるさい。


「え、ほんとかっこいい。でもあれだ、鑑賞用だ」

「か、鑑賞用…」


人の彼氏鑑賞するなよ。

まあ少しほっとした。惚れられたら困っちゃう。


「タイプではないなー、だから鑑賞用!」

「勝手だな、ほんと」

「まあね、そこが取り柄ですから!」

「ははは」


お昼がまだだったから私はサンドイッチ、紗奈はパンケーキを頼んだ。


「んー、美味!おいしい!」

「ほんと。おいしい。」


なんとなく、たまに作ってくれるサンドイッチを思い出して頼んだんだけど、やっぱり彼の味だ。

隠し味が絶妙だもん、

ほわほわしっと。→←ほわほわりんぐ。



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ゆあ(プロフ) - 流れ星さん» ありがとうございます!!!わかりました!元々その話はどこかで書くつもりでいたので、ありがたいです!リクありがとうございます! (2018年5月7日 21時) (レス) id: e56984d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
流れ星 - はじめまして!このお話すごく好きです!リクエストよろしいですか?設定にもあった喘息での看病のお話がみたいです!いつでもいいのでお願いできますか? (2018年5月7日 15時) (レス) id: d36a309e13 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - るうさん» 遅くなりすみません!わかりました!リクエストありがとうございます! (2018年5月5日 11時) (レス) id: e56984d5e7 (このIDを非表示/違反報告)
るう - 続きが楽しみです!リクエストなんですが、女の子の日?でお腹とか痛くなっちゃう夢主と優しく看病してくれる降谷さんがみたいです! (2018年4月21日 23時) (レス) id: 2ae17f35c5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆあ | 作成日時:2018年4月20日 17時

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