隣人さん 2 (ページ15)

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６２・JK・ページ15

「もう！僕これ以上は無理です！無理矢理にでも聞きます！！」

JN「え、ジョングガ駄目だよ……」

だって……
少し前
リビングでご飯を食べたあと部屋に戻った一華ちゃん

ドアが開いていたからちょっとだけ中をのぞく

イヤホンをつけてスマホを見ている一華

『……ふふっ』

可愛い顔で笑っている

誰のことで笑ってるの？
なんで僕を見てくれないの？

ずっーと胸のあたりが痛い

バンッ！
思っいきり扉を開ける

驚いた顔してこちらを見ているけどそんなの関係ない

「すきなひとできたんですか！！？？」

『え、出来てないけど』

「嘘つかないでください！ため息ばっかりついてボッーとしてて恋してるんでしょ？！」

『恋ってこれのこと？？』

出されたスマホの中には可愛い猫

『弟がね猫を飼い始めたんです。可愛いでしょ？普段メールとか電話全然してくれないのに猫を飼ってから毎日送ってくるんです。』

「……ねこ？」

『はい』

安心したせいで体の力が抜ける

『ふふっ』

「笑わないでよ……」

だって恋人ができちゃったんじゃないかと思って心配したんだもん

『恋人をつくるよりジョングガさんといる方が楽しいですよ』

綺麗な顔をして微笑みながら僕の頭を撫でる

あぁ、やっぱり僕この子が大好きなんだなって改めて思った