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jen side
驚いた…
セキュリティ無しで本当に2人っきりで旅行してるなんて。
しかも、あの人といる時のオッパはオーラが全然なかった。
世界を魅了するアイドルのはずなのに、ただの人になりきり過ぎてて、正直衝撃を受けた…。
SMは、あそこまで2人の自由を許す会社だったろうか？
恋愛には比較的許容的な会社だと思っていたけれど、それは、あくまで公人同士のものでオッパの奥さんは、一般人だ。
それに、私が想像していた人とはかけ離れていた。
スジョンではなく、あの人を選んだオッパの趣味が全然私には理解できない。
Aside
初めて入った美術館は地下の大都市の様に果てしなく広がっていて、続々と入り口から大量の観客が押し寄せ続けている。
夫はパンフレットを開くとお目当ての作品を探し出した。
KA：行くよ！
そう言って、オフの時にしかかけないメガネをかけて
私の手を握った。
jennieが私に、はじめましてと言った時の表情を
私は思い出していた。
なんで、この人なの？
と、顔に書いてあった。
KA：ちょっと！見て！あれじゃん！！
その声に顔をあげると、夫は走って巨大な絵画の部屋に入って行った。
ドラクロワの民衆を導く自由の女神
じっと大きな絵に穴が開くほど見つめる夫の腕に
そっと腕を絡めて言った。
A：…大きいし…よく見るとこわい
KA：…
A：…どうして、みんな胸があらわなの？
KA：…
A：…
何を話しかけても、答えない夫の腕から自分の腕を解こうとした時、彼がひとこと言った
KA：…あの女神の肌の色、Aにそっくり…
A：…は？
KA：…笑
じゃ、次行く？
そう、ひとこと言うとまた、解いた私の手を握って大股で歩き出した。
サモトラケのニケへの道は大階段だった。
急に階段の上に現れたニケの像を見て興奮する私を
夫はMovieで録画していた。
A：ちょっと！恥ずかしいからやめて！
KA：笑
大階段を登る様子まで彼の携帯のMovieで収められた後、遂に目の前にその像が現れた。
ロープも柵もなく、手を伸ばせば触れてしまえそうな距離感がそこにはあって、興奮する私を彼は隣でずっと微笑みながら見ているのが分かった。
KA：そんなに、綺麗？これ
A：うん…この体に纏う布の表現が凄い…
KA：…布…
そう言うと、彼もメガネ越しに目を細めたのがわかった
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ミミ - 続きは書けそうですか？楽しみにしてます！ (2021年12月27日 23時) (
レス) id: 464b7318d1 (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - はからずもがな、niniのupdateとかぶった。 (2021年11月22日 8時) (レス) id: e5ab85c6c5 (このIDを非表示/違反報告)
キキ - 続き楽しみです。待ってます。 (2021年3月18日 20時) (レス) id: 464b7318d1 (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - みなさん、お久しぶりです。いつも応援ありがとう！嬉しいなぁ。 (2021年2月25日 5時) (レス) id: e5ab85c6c5 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - mimiたん、おかえりなさい^_^待ってました。 (2021年2月13日 14時) (レス) id: e37315a1dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mimi | 作成日時：2021年1月18日 20時
