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A：ねぇ！nini！
私の声は数メートル先の彼の肩にぶつかった様にして、夫は振り返った。
KA：なんで、ヒョン呼ぶのさ…
呼ばなくていいじゃん…
A：私が、不安なの！
ギョンちゃんに、色々相談したいの…
KA：…
ぶぅぶぅ、いつもの様に唇を尖らせて
聞こえるか聞こえないかのボリュームで
文句を言いながら電話し始めた夫。
KA：…あぁ、よぼせよ…ヒョン…おれ。
うん…。
え？
だから、kai！
うん…ぅん…。
そぅ、Aが、ヒョンに相談したいんだってさ…うん。
……え〜…あぁ…ぅーん、ぅぅん。
わかった…
うん。じゃぁ…よろしく…。
ぅん。何時でもいい。
ヒョンのいい時に任せる。
じゃぁ…
A：ギョンちゃん、なんて？
KA：なんで、俺がお前の旅行の準備に付き合わなきゃいけねぇんだ！！子供か？！
でも、お前じゃなくてヌナの為って言うなら百歩譲って行ってやるってさ…
A：ギョンちゃん、忙しかったのかな…
タイミング悪かったかな…
KA：まぁ…もうすぐ兵役の準備もあるし
ヒョンも、色々忙しいんじゃないの？
そんな中、俺らのお気楽旅行に付き合わされたんじゃ、そりゃ、仏のヒョンもキレるんじゃない？
でも、キレてんのは比較的『いつも』のことだから、あんま気にしなくていいと思うけどね〜。
いつも、キレながら、なんだかんだ言って実は
俺達からのお願い事を喜んで受けてるのかもだし〜
そう言いながら、今度は鼻歌を歌いながら
スーツケースを探しにクローゼットの部屋へ走って行った。
A：兵役…か。
いつ、なんだろう…。
韓国生まれの彼らにとっては、兵役はいつか行かなければいけない義務で、私が感じるより普通のことなのかもしれない。
KA：ねぇ！Aー！
クローゼットの奥の部屋から急に大声で呼ばれて
自分の荷物詰めを中断し、呼ばれる声の方へ向かう。
KA：久しぶりに、ポッポしようか…
私の目の前に立ちはだかる背の高い彼から
見下ろされて、急に提案された要件に困惑していると
口角をニッ！とあげてから、私を包む様にハグする夫。
A：この為だけに、今、呼んだの？
KA：うん
A：ギョンちゃん、もうすぐ来ちゃうよ…
KA：大丈夫…兵役の準備で遅れるって。
A：やっぱ、ギョンちゃんに来てもらうの
辞めようかな…
KA：なんで？
A：忙しいのに悪いし…
KA：いいって…そんなの
A：なんで、niniがいうのょ…笑
KA：それも、今はいいって…笑
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ミミ - 続きは書けそうですか？楽しみにしてます！ (2021年12月27日 23時) (
レス) id: 464b7318d1 (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - はからずもがな、niniのupdateとかぶった。 (2021年11月22日 8時) (レス) id: e5ab85c6c5 (このIDを非表示/違反報告)
キキ - 続き楽しみです。待ってます。 (2021年3月18日 20時) (レス) id: 464b7318d1 (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - みなさん、お久しぶりです。いつも応援ありがとう！嬉しいなぁ。 (2021年2月25日 5時) (レス) id: e5ab85c6c5 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - mimiたん、おかえりなさい^_^待ってました。 (2021年2月13日 14時) (レス) id: e37315a1dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mimi | 作成日時：2021年1月18日 20時
