アイスから始まる恋 (ページ10)

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先輩「よし、今日はタイム測るぞ！」

久々の晴れで外で部活をすることになり、みんな少しばかりテンションが高い

先輩「A、位置についてー」

『はい』

どん、と声が聞こえた瞬間に走り出した

向かい風を感じながら走る

風が気持ちいい

先輩「……11.32秒、いいタイムだな」

『ありがとうございます』

先輩「よし！
全員測り終わったなー！
休憩はいるぞーー！」

体育館とグラウンドの間にある水飲み場で顔を洗って汗を拭いた

ポム「お、Aだ
おつかれ」

『おつかれ
マネジャーは大変だね』

ポムは大量のボトルを持っていた

『手伝うよ』

ボトルに水を入れていく

ポム「ありがと、部活どう？」

『うーん、ベストタイムは出せたかな？』

ボトルに水を入れてスポーツドリンク用の粉をいれて振る

『ポムはバスケ部のマネジャーだっけ？』

ポム「そうそう、ユンギさんいるよ？」

『いいなぁ』

と言っても、部活中まで会いたいとは思わない

かっこよくて多分好きだけど

こうやって走ってる方が私は好きなんだと思う

ポム「ありがと、Aのおかげで早く終わったよ」

『どういたしまして、じゃーね』

そろそろ休憩も終わりかもしれないから、と一言そえて走ろうとした時

SG「なぁ」

『え、』

ユンギさんがいた