押してダメなら (ページ4)

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『北斗くん今日もひたすらかっこいいね！！』

「、、そりゃどうも」

わたしだっていくらなんでも

いやそ〜な、めんどくさそ〜な表情をされても

気づかない程の頭ん中ハッピー人間ではないので

そろそろ北斗くんがわたしを本気でうざがりそうなのを察知

おとなしく一歩下がって北斗くんではなく

その愉快な仲間たちとお話をするのも大体いつものパターン

本当に愉快な仲間たちって言葉が似合うくらい

ず〜っとくだらないことばっかり話してるの彼ら

この前なんてズドンズドン言いながら踊り出したんだけど

ズドンってなに、、、？

1週間くらい経ってるけど未だに理解できてないよわたし

今日は新しいじゃんけんを生み出したいんだって

がんばれ〜と適当にながしていると気づけば教室のある階に到着

『うわーん、もう北斗くんとお別れなの？？
てかなんで同じクラスじゃないの？？』

「ねえA！！なんで俺らにはそういうこと言わないの？
俺らとは離れても寂しくないの！？」

「HAHAっ樹には俺がいるじゃん？」

「ジェシーはムリ！」

「はいはい、遅刻するからいくぞー」

たまに出るメンヘラじゅったんとジェシーに気を取られてたら

いつのまにか合流していた慎ちゃんに

背中を押されて教室に向かう

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