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「、、A?」


『なんで名前、、、って北斗?』


「やっぱりAだよね?」


『そうだよ
わ、ぜんぜん気づかなかった』



まさかの高校の同級生に遭遇しました



こんなことってドラマとか映画の世界だと思ってたけど

実際にあるみたいです




「ひさしぶりだね、いつぶりだろ」


『、、卒業式ぶりだよ』


「そっか、そうだよな
仕事帰り?」


『あ、うんちょうど電車降りたとこ
北斗は?』


「俺も仕事終わりでこれから樹と飲みに行くんだよね」


『わ!懐かしいじゅったん元気?』





懐かしい名前が並んで胸がぎゅ〜っとなって


なんか、、なんか泣きそう




「Aと樹仲良かったもんな
相変わらずへらへらしながらうまく生きてるよ」



『さすがじゅったんだね
わ〜、なんか懐かしいな』




そうすこしセンチメンタルな感情に浸っていると


一瞬悩んだような表情を見せた北斗




その表情にわたしの頭にははてなが浮かぶ



「、、、もしよかったらAくる?」





予想してなかった展開






いや、誘ってくれるのはすごく、すごく嬉しいんだけど



、、、北斗はわたしが来ても困らないかな










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作者名:きぬ | 作成日時:2023年8月16日 22時

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