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「泣いてばっかじゃわかんないんだけど」


『っだってあれから何年も経ってるんだよ』


「何年経ってても、お互い好きだとしてもだめなの?」


『、、お互いって』

『っでも、ユナがいるじゃん』


「あんな話聞いて付き合ってられると思う?」


「それに最低な話、
Aを忘れようとして付き合った自分がいたんだと思う」




「ユナとはAと同じで卒業式から何もなかった接点もなにも
でも一年前くらいにばったり再会してそこから仲良くなって」






じゃあわたしと北斗も

もう少し早く出会ってればなんて考えちゃう自分がいる

 



「告白されて好きなひとがいるって断ったんだけど
"その人との恋は叶うの?"って
そう言われて俺なんか振られたのにって
現実突きつけられてさ」
 



「付き合ってから好きになればいいって言葉にのって
付き合ったんだけどやっぱり違うんだよ」



「俺はAが好き
、、Aだけじゃなくて俺も前に進めてなかったんだよ」







もういいかな


やっと、やっとだいすきな人に伝えられるかな
 


もう、いいんだよね


 






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作者名:きぬ | 作成日時:2023年8月16日 22時

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