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「…だったら何だよ?」


赤髪リーゼントの男はAの睨み付けた


『大切な友だちが、ボコボコにやられてるのが耐えられなくて、そのナイフで相手刺そうとしたんだろ?』


「………」


図星だったのだろう、その男は目線を逸らしたそんな彼に構うことなくAは話し続けた


『大事な友だちを助けたくてって気持ちは分かる。だが
それで相手が死 んだらどうする?』


刺した場所が悪けりゃ、死ぬんだぞ? と真剣な声色で視線を下へ下げている男にそう言った
その男は、顔を上げAの顔を見ると悔しそうな表情で
謝罪をした


『あぁ、分かれば良いんだよ』

そう言い赤髪リーゼントの頭をポンポンと叩いた










「引けねぇんだよ!!!! 引けねぇ理由があるんだよ!!!」


Aたち2人が話している間に中心に立つ金髪の男が声を張り上げてそう言った
赤髪の男も直ぐにAから目を逸らし金髪の男に視線を移した


「東京卍會キヨマサ…勝つにはオレを殺す気かねーぞ
絶っっ対ぇ負けねぇ」



「タケミチ……」


『(…あの金髪の男はタケミチって言うんだな、てか俺
この男に自分の名前すら言ってねぇな)』


と1人場違いな事を考えるAだった
するとキヨマサと言う人物がバットを持ってこい!! とそう言った


「上等だ殺してやるよ」



「バットって、ホントに死んじまうぞ…」


赤髪リーゼントの彼は不安そうな顔でそう言った、すると
隣に立っていたAの手が徐に彼の頭にのった


『大丈夫、死にはしないよ』


「は?俺のダチが殺されるかもしれないのに、大丈夫だ? 巫山戯んな!大体アンタ一体何モン何だよ!?」



そう言われ、Aはニヤッと笑いこう言った







『通りすがりのNRC生だけど?』



「何、言って…?」


黒目を大きくして、ポカンとするとキヨマサ と呼ぶ声が聞こえた



「客が引いてんぞー」



「金の辮髪、こめかみに龍の刺青…」


『へぇー、』


「東京卍會副総長!!龍宮寺堅通称''ドラケン''!」


ドラケンと呼ばれる男の後ろで金髪のハーフアップの男
が口周りに食べかすを付けながら、 どら焼き無くなっちゃった とそう言った



「総長お疲れ様です!」


「「「お疲れ様です!!」」」


そう言い一斉に頭を下げた



「無敵の''マイキー''東卍のボスだ!!!」


『(あの金髪ハーフアップが無敵のマイキーね…)』


彼等はキヨマサ、タケミチの元へトコトコと向かって歩いた

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(名前)Yura(プロフ) - リクエストありがとうございます! 書かせていただきますね (2022年8月13日 14時) (レス) id: cf34741e28 (このIDを非表示/違反報告)
hijirichan4224(プロフ) - リクエストです。個人的にレオナ推しなので、レオナも登場させて欲しいです! (2022年8月13日 1時) (レス) @page19 id: f9e6be770b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユラ | 作成日時:2022年7月16日 20時

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