死神に呪霊を祓えと？

1年の稽古をつけたら ページ37

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稽古が一通り終わり休憩をしている3人
すると野薔薇がふと呟いた


「…ねぇ、あんた達」


「ん？」


「…」


「Aさんについてどう思う？」


「んー、やっぱり死神ってだけあって強ぇよなー
身のこなしって言うか、凄い闘い慣れてる感じ」



「そうだな、俺たちと違って重力の影響も受けないからな」


と悠二と恵がそう言った


「そうよね、やっぱりAさんは綺麗で強くて女の私でも憧れる程だわ…」


と真顔で野薔薇はそう言う、すると悠二は あー！分かる と身を乗り出しそう言った



「Aセンセーって、常に真顔で顔色変えないけど
たまに笑ったり、驚いたりする顔見れた時ラッキーって思うんだよな〜」


「虎杖、分かってんじゃない」


と野薔薇と悠二は語り合っていた、そして蚊帳の外な
恵は2人の話を聞きながらも、ボーと考え込んでいた



「あ？ 伏黒、何ボーっとしてんのよ」


「別に何でもねぇよ」


「あ、Aセンセー戻ってきた」


そう虎杖が言うと野薔薇と恵は、Aの方へ視線を向けた


『皆さん、十分休憩が取れましたか？』



「Aさん！私まだ、いまいち掴み取れてないんで
もう一度稽古つけてもらって良いですか？」


「あ、俺もー！」


野薔薇は、Aにキラキラした目でそう言い、悠二は
ピシッと腕を上げ、稽古をつけてほしそうにしていた


そんな2人を見て、少し後ろにいる恵に目がいったA
は


『…伏黒くんは、まだ休憩されますか？』


「伏黒ーどうすんのよ」


「すみません、俺も稽古つけてもらって良いですか？」


と控えめに手を上げた、Aはそんな3人をみて
ふふっ と顔をほころばせた




『では、再開しましょうか…』



「うっす！お願いしマース！」


「Aさん、お願いします！」


「Aさんすみません。お願いします」





と3人は言いまた稽古を始めた








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『(教師と言うのも、中々悪くないのかもしれませんね……。)』

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