24話共犯 後の話 ページ32
悠二が高専寮内の廊下を歩いている所からです
五条さんから、1年生が特級相当の呪霊を撃破した事を聞いた、しかも2体
彼は自慢げにそう話していた。それもそのはず彼は1年の担任だ、生徒が大手柄を上げて喜ばない教師はいない
私は、自身の部屋へ戻るために寮内を歩いているところ先の曲がり角から足音と喋り声が聞こえた
『(虎杖くんと、宿儺…ですか)』
私は不意に人一人入れるぐらいの隙間に入り込み彼らが通り過ぎるのを待った
「お前のせいだ お前が俺を取り込んだ、目覚めたんだよ切り分けた俺の魂たちが、ケヒヒ…大勢の人間を助ける?か、小僧お前がいるから人が死ぬんだよ!」
「おい、それ伏黒に言うなよ………言うなよ」
『……』
Aは、すっと目を開き彼の後ろ姿を数秒見て
声を掛けた
『虎杖くん』
「え、Aせんせー何処から来たの?」
彼は先程の会話を忘れたかのように、自然に驚いていた
そして彼女は、彼の目を見て口を開いた
『私は死神でもあり、此処の…五条さんの補佐でもあります。 と言うことは貴方方の指導者にもならなければなりません。』
彼は、Aが何を言いたいのか分からず、ただ黙って聞いていた、宿儺も虎杖の手からは消えていた
_____Aは僕の補佐役でもある代わりに悠二やパンダたちの先生…って、言うか指導者でもあるわけ
____えぇ、
_____だからさ、何かにぶつかったり不安になってる時とかはさAがアドバイスをしてやってよ
僕はそういうの苦手だからさ
____案外生徒思いなんですね
____なんてったって僕はGTG(グレートティーチャー五条)だからね!
『……虎杖くんは、大勢の人の命を救う為に呪術師をやっていると思います』
「うん…」
『しかし、其れには限りがあるだから自分が関わったせめてもの人達の命だけは救いたい…… しかしそれでも救えない時だってある』
悠二は、じっとAの目を見たまま話を聞いていた
『それを乗り越えて、人はまた強くなるのだと思います、強くなるには、多くの人の命を救うためにはそれなりの代償が必要です。今その死を乗り越えればキミはまた強くなる、と私は思います。』
『それに、宿儺の指を取り込んだのはそうせざる負えない状況だったからでしょう?』
「え…?」
『ごめんなさい聞いてしまって、最初からあの場所にいなかったけれど』
続きます
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夢女子S氏(プロフ) - ロナルドたち,,,あ、あ、ありがとうございますぅぅぅ! (2021年8月10日 9時) (レス) id: 59c0caef7c (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(プロフ) - 呪術と黒執事の話は少なかったので嬉しい!!アンダーテイカーやロナルドたちもどうかトリップさせてください!!!! (2021年7月22日 11時) (レス) id: 59c0caef7c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Yura(プロフ) - 申し訳ありません、訂正致しました。 そうだったんですね!ありがとうございます^^ (2021年3月31日 15時) (レス) id: cf34741e28 (このIDを非表示/違反報告)
Kayla(プロフ) - 坊っちゃん が 坊っちゃま になっています!!あとあまり関係ないですがグレルちゃんの本命はウィルらしいです。すみません、更新楽しみにしてます頑張ってください!! (2021年3月31日 15時) (レス) id: 1e1f365321 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Yura(プロフ) - はい、出てくる予定ですが夢主さんたちと一緒に呪霊を祓うという事はしないと思います…。 間接的に登場させようか、直接キャラたちと合わせようか何方か迷ってますが、今日の話の更新で登場さる予定です! (2021年3月25日 8時) (レス) id: cf34741e28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メル | 作成日時:2021年3月20日 21時