. ページ29
.
＿＿＿＿＿＿＿ﾁｭﾝﾁｭﾝﾁｭﾝ
Aはパチッと目を覚ました、朝起きるのは得意な方な彼女は、髪をかきあげた
少し辺りを見渡すとソファでスヤスヤとシエルが眠っていた、Aは昨日の出来事を思い出し彼らの熱心
(笑)な願いを聞き、この部屋に住まわせたのだ
五条には伝えてはいないがこの学校の学長
夜蛾にはこの事を伝えると、少し目頭を抑えて考え込んでいたが、了承が得られたので
元の場所に帰れるまで此処で住ませろ と学長から指示された
と昨日の事を思い出していた時にキッチンの方から物音が聞こえ現れたのは
「おや、もう起きられたのですねおはようございます Aさん」
そこには黒い燕尾服を来たセバスチャンが朝食を持ってニコニコと笑みを浮かべていた
『はぁ、真逆悪魔と同じ部屋で過ごすとは…頭が痛いです』
「ふふ、私は構わないのですがね」
『……死神なんて、悪魔にとっては恐れる対象なのでは無いですか？』
Aはじっとセバスチャンの目を見てそう言った
彼は少し少し驚いたのか目を大きくさせたが、直ぐ何時もの顔に戻った
「えぇ、悪魔にとって死神は恐れる存在、いえ中には憎む存在なのかもしれません」
『人間は脆い、故に楽になる道を選ぼうとするだからこそ悪魔の囁きに耳をかしやすく、魂をもぎ取られる…全く厄介な相手ですよ』
彼女は、また一つため息をつくとソファで寝ていたシエルがモゾモゾと起き上がった
「おはようございます坊ちゃん」
「あぁ、ん？はぁ…そうか寝にくいと思ったらこの服のままなんだったな」
そう、あの時間帯に空いている服屋などないので
昨日はカチッとした服装のまま眠りについたのだ、なるべく緩くボタンを数箇所外したが、やはり寝にくいらしい
「でしたら今日は街へ出ましょう、坊っちゃまに合う服が見つかるかもしれません」
「あぁ、そうだな色々買い揃えなければ」
「でしたら、Aさん案内を頼んでも宜しいですか？」
『…まぁ、致し方ありませんね分かりましたお供致します』
「ありがとうございます」
セバスチャンは胸に手を当てそう言った
「そう言えば、紅茶は無いのか？」
『私は紅茶は飲みません、珈琲でしたらあると思いますが』
「僕の今の気分は紅茶なんだ」
『でしたらありませんね』
「…ﾁｯ」
『(何処までも憎たらしい人間ですね)』
彼女はシエルを見てそう思った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 292人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢女子S氏(プロフ) - ロナルドたち,,,あ、あ、ありがとうございますぅぅぅ！ (2021年8月10日 9時) (
レス) id: 59c0caef7c (このIDを非表示/違反報告)
夢女子S氏(プロフ) - 呪術と黒執事の話は少なかったので嬉しい！！アンダーテイカーやロナルドたちもどうかトリップさせてください！！！！ (2021年7月22日 11時) (レス) id: 59c0caef7c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Yura(プロフ) - 申し訳ありません、訂正致しました。 そうだったんですね！ありがとうございます^^ (2021年3月31日 15時) (レス) id: cf34741e28 (このIDを非表示/違反報告)
Kayla(プロフ) - 坊っちゃん が 坊っちゃま になっています！！あとあまり関係ないですがグレルちゃんの本命はウィルらしいです。すみません、更新楽しみにしてます頑張ってください！！ (2021年3月31日 15時) (レス) id: 1e1f365321 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Yura(プロフ) - はい、出てくる予定ですが夢主さんたちと一緒に呪霊を祓うという事はしないと思います…。 間接的に登場させようか、直接キャラたちと合わせようか何方か迷ってますが、今日の話の更新で登場さる予定です！ (2021年3月25日 8時) (レス) id: cf34741e28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メル | 作成日時：2021年3月20日 21時
