死神に呪霊を祓えと？

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伏黒恵side


「暇だな」

「暇ね…」


1年の教室でボーッとする俺と釘崎

「伏黒、なんか面白い話しなさいよ」


「んなのねーよ」





＿＿ミーンミンミンミン…




「暑いな」

「そうね…あ、てか虎杖どこ行ったのよ？」

「任務だろ」

「ふーん」


また沈黙が流れた、すると廊下を走る音が聞こえ
それは段々近付き教室のドアが開かれた


「伏黒！！釘崎！！」

「ちょっと煩いわよ！」

「悪ぃ、ってそれどころじゃないんだって！！大変なんだよ！」

虎杖はかなり焦っていたようで俺と釘崎は真剣な顔つきになった


「Aさんが、倒れてるんだ……」

「は？」

「え、ちょっと冗談キツいわよ」


と釘崎が冷や汗をかきそう言うが虎杖は俯き 冗談じゃねぇよ！ とそう言い震えていた
俺は柄にもなく焦り釘崎も顔が強ばっていた


「どこだ？」

「こっちだ！」



伏黒は唇をギュッと噛み締めた
すると虎杖は女子寮の1部屋の前で止まった

「ちょっとここAさんの部屋じゃない！！アンタ入ったの？！」


と釘崎は声を上げ胸ぐらを掴んだ

「いや！俺Aセンセーに用があって部屋よったんだよ、ノックしたけど反応なくてさ！そしたら部屋の中でなんか倒れた音がしたからドア開けたらセンセーが倒れてたから！！」


と虎杖は苦しかったのか少し咳をしていた俺は部屋のドアを見つめ虎杖と釘崎に 開けるぞ と言い寮の部屋のドアを開けた


「倒れてたから一応ベットに寝かせたけど…」


虎杖はそう言い心配そうな顔でそう言った、すると釘崎がAさんに近付き確認をしたすると え？ と声をもらした


「釘崎、Aセンセー大丈夫？」

「………釘崎？」


何も言葉を発さない釘崎に不思議に思った俺達はアイツの肩に手を置いた すると泣きそうな表情をしていた


「おい、どうした？！」

「…Aさん、息してない……」

「は…？」

「えっ、息してないって…」


釘崎はコクンと頷き、息してないし脈拍がないのよ
心做しか冷たいし とそう言った

俺達は目を見開き虎杖は一歩後ろへ下がった
そして何も発さなかった

「…取り敢えず五条先生に報告」

「…そうね」

「……」


虎杖は黙ったままだった
五条先生に電話をすると直ぐに繋がった


「もしもーし恵？どうしたの？」

「Aさんが、息してないんです…」

「は？ちょっと冗談きついよ恵〜」

「本当です、釘崎が確認しました」

「……終わったら直ぐ行く」


と言いブチッときれた


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