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「その通りだ。」


「試験は滞りなく終了致しました社長。」


「うむ」


奥から着物に羽織を肩に掛けた銀髪の男が現れた


「そこに居る太宰めが有望な人材が居ると云う故、その魂の心眼試させて貰った。」


「キミを社員に推薦したのだけれどねやっぱり…。」


『此方に私の戸籍も無ければ、怪しまれるのは当然ですね。』


「そうなのだよ。だけれどね、私は君を強く推薦したよ
その力は何れ探偵社に必要となるからね。」


国木田は福沢に視線を移し彼に採用の有無を促した
次に来る言葉に太宰たちは視線を福沢へと変えた。


「…太宰に一任する。」


「お任せ下さい。 合格だそうだよ、探偵社へようこそAちゃん。」


するといつの間に縄を解いたのか、黒髪の少女は爆弾魔(試験の為にこの役を担ってくれた男)の腕に抱きつき、 おめでとうございます と嬉しそうに伝えた
そして続けて前髪の特徴な少年もそうAに言った。


『はい、有難うございます。』


「所で…、一瞬にして谷崎くんの手元にあった作動スイッチがAちゃんの手元に移った訳だけど、其れはどうしたんだい?」


すると人質役の2人が あっ と思い出した様な顔をした。


「其れ!僕も気になってました。」


「私も気になりますわ。」


彼女は、説明をしようとすると部屋の奥から金髪の青年と
頭に蝶の髪飾りを着けた女性、そして帽子を被った細目の男が現れた。


「へぇ、これが例の…」


「合格おめでとうございます。」


「ふーん、ねぇ誰かラムネ持ってないのー?」


また個性豊かな社員が現れた者だとAは思った
すると太宰は、その3人を見て 彼女の話を聞きませんか? とそう言った。


『手元に引き寄せる…私は、''念能力''を使っただけですよ。』


その場にいる全員が 念能力?とは と不思議な顔をしていた
すると社長である福沢は、 乱歩 と呼んだ。
乱歩とは黒髪細目の少年の事の様で、面倒くさそうにしながら懐から、眼鏡を取り出した


「異能力___超推理」


すると閉じられていた眼が開かれ、Aをじっと見つめた


「……成程。」


「どうだ?」


「彼女は、嘘は云って否いよ。彼女の世界は異能力では無く
念能力と云う力だ有る様だ。」


『…凄い力ですね。これが異能力と言うものですか?』


「まあね、僕の超推理は眼鏡を掛ければ全てが解るんだ!」



「………」



福沢は1人目を瞑っていた。

6 〜ヨコハマギャングスタアパラダヰス編〜→←4



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(名前)Yura(プロフ) - マロン様 コメント有難うございます! ご指摘有難うございます。訂正致しました。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Yura(プロフ) - マニ様 コメント有難うございます!お誘いは大変嬉しいのですが此方やり方等分かりませんので申し訳無いのですが、お断りさせて頂きます。大変申し訳ありません。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 鏡花ちゃんと夢主ちゃんどっちがすごいだろう、35人殺しと伝説の暗殺一家の1人、今からワクワクですな (10月28日 0時) (レス) @page10 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 5話の異能力が異能略になってます、 (10月28日 0時) (レス) id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - ハンターハンターも文ストも大好きです! (10月26日 1時) (レス) @page6 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユラ | 作成日時:2023年10月23日 21時

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