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国木田と太宰が2人でどうするか対話していた際Aが2人にこう言った


『彼から爆弾の作動スイッチを奪い、人質を救出して犯人を拘束すれば問題無しでは?』



「ああ?相手がスイッチを押したら爆弾が直ぐに作動するんだぞ、そうなる前に人質を救出しなければならい。」


と国木田は、眼鏡のブリッジを押し上げ考え込んだ
するとAは溜息を漏らした。


『では、関係の無い私が説得しましょうか?』


「おぉ、やるねぇAちゃん。」


「な、お前に何が出来ると言うのだ?」


『出来ますよ。それに、あなた方は彼に面が割れているのでしょう?其れなら、関係の無い私が出た方が早いです。』



そう言ったAは、立ち上がり爆弾魔の前へと姿を現した



『ねぇ、君。』


「あぁ?誰だお前は。」


『私は、唯の一般人。其れより何をしているの?』


「煩い、お前に関係無いだろ!!それともアンタも爆風の巻き添えにでもなりたいのか?!」


そう言った彼を気にすること無く話を続けた。


『貴方、人は殺 した事はある?』


「…は?」


爆弾魔と人質の2人も同様に此方を戸惑いの顔をして見た


『殺 した事はあるかと聞いてるの、否無いねその反応とこれ迄の行動を観て分かったよ。貴方は人を殺 せない。』


と彼女は冷たい瞳と殺気を出して彼を見た、爆弾魔はスイッチを持っている手が震えていた
すると。



「…………え?」


「「…っ!」」



「なっ!」


「おぉ、これは凄い。」


人質になっていた2人は、一瞬の内に彼女に抱えられており
本人たちも全く状況が解って居なかった。
そして爆弾魔は、手に持っていたスイッチを押そうとした
その時、何かの力で引き寄せられた様にスイッチが彼女の元へ
移動していた。


『…確保しなくて良いんですか?』


「っ、分かっとるわ!」

国木田は、急いで爆弾魔を捕まえ瞬時に拘束した。
その後ろから太宰が涼しい顔をして「いっちょ上がり、お疲れ様 」と出てきた。



「其れにしても、凄かったねAちゃん今の。迚カッコよかったよ、私惚れ直しちゃた。」



『どうも、この方は通報しなくても良いのですか?』


「うん、これは君の入社試験だからね。」


『…入社試験?』



.

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(名前)Yura(プロフ) - マロン様 コメント有難うございます! ご指摘有難うございます。訂正致しました。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Yura(プロフ) - マニ様 コメント有難うございます!お誘いは大変嬉しいのですが此方やり方等分かりませんので申し訳無いのですが、お断りさせて頂きます。大変申し訳ありません。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 鏡花ちゃんと夢主ちゃんどっちがすごいだろう、35人殺しと伝説の暗殺一家の1人、今からワクワクですな (10月28日 0時) (レス) @page10 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 5話の異能力が異能略になってます、 (10月28日 0時) (レス) id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - ハンターハンターも文ストも大好きです! (10月26日 1時) (レス) @page6 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユラ | 作成日時:2023年10月23日 21時

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