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「…あ、国木田くん?私だよ。ふふ、有望な人材を見つけてしまってね、…そうなのだよ、また宜しく頼むよそれじゃ。」
太宰は通話を切り、1人微笑んでいた。明日起こる出来事に
「さぁて、Aちゃんはどう動くのかな?」
明日が楽しみだ と太宰は日が沈む空を眺め呟いた
「お早うAちゃん、いい朝だね。」
『ダザイさん、お早うございます。』
「実はね……急だけどキミに私と同じ職場で働いて貰いたいのだよ。」
『ダザイさんと、同じ職場ですか?…えぇ分かりました。』
「おや?あっさりと了承してくれたね。」
『ダザイさんには、お世話になりましたので寝床や寝衣までお借りしてしまったので。』
Aは、そう言って自分の腕を摩った彼女は、身長が高い方だが、太宰の寝間着は少し緩い用で手元が半分隠れている。
「ふふ、では着替えが済んだら行こう。」
そう言い彼女は支度を済ませ太宰が働いていると云う職場まで
の道のりを歩いた。
『因みにですが、ダザイさんの職場はどの様な所なのですか?』
「私の職場は武装探偵社と言ってね、軍や警察に頼れない危険な依頼を取り扱う所なのだよ。」
『成程。』
「…おや、あそこに居るのは」
あるビルの前に「理想」と表紙に書かれた手帳を持ち時計を気にする高身長な男が居た。
「やぁ、国木ぃ田君!お出迎えご苦労様〜」
「太宰、やっと来たか…とこの方が例の」
そう言った国木田は、Aをその鋭い目付きでじっと見つめた後、彼は真剣な顔付きで太宰に 「爆弾魔が人質を取って探偵社に立て籠った。」とそう言った。
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「嫌だ…もう、嫌だ全部お前らのせいだ武装探偵社が悪いんだ!社長は何処だ?早く社長を出せ!!出ないと、爆弾で皆吹き飛んで死んじゃうよ…?」
「犯人は余程探偵社に怒り心頭らしい。」
「ウチは、色んな所から恨みを買うからね。其れにアレ高性能爆薬だよ、犯人の言う通りアレが爆発したらこのフロアぐらい吹き飛ぶね。爆弾に何かを多い被せれば、ある程度は爆風を抑えられるかもしれないが…。」
そう太宰が説明している間、Aは爆弾魔を''凝''を使って
相手が念を使っていないか確認をしていた。
『(念は、使っていない。それにしても彼は本当に恨みを持っているのか?殺気を全然感じない。)』
Aは、彼をじっと見つめ人質の2人に視線を移した
黒く艶やかな髪の長い女性と斜めに切られた前髪が特徴な男
2人が口と手首を拘束されていた。
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(名前)Yura(プロフ) - マロン様 コメント有難うございます! ご指摘有難うございます。訂正致しました。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Yura(プロフ) - マニ様 コメント有難うございます!お誘いは大変嬉しいのですが此方やり方等分かりませんので申し訳無いのですが、お断りさせて頂きます。大変申し訳ありません。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 鏡花ちゃんと夢主ちゃんどっちがすごいだろう、35人殺しと伝説の暗殺一家の1人、今からワクワクですな (10月28日 0時) (レス) @page10 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 5話の異能力が異能略になってます、 (10月28日 0時) (レス) id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - ハンターハンターも文ストも大好きです! (10月26日 1時) (レス) @page6 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユラ | 作成日時:2023年10月23日 21時