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話としては敦君が探偵社の入社試験に合格した直ぐ後となります。ですので、少し樋口ちゃんたちの出番を遅らせるのと、ちょっと原作とは異なってます。



A=ゾルディックは、川をゆっくりと流れながらこの異次元世界について考えていた。



『(あの男は、空間移動能力と言った。本来ならば移動と言っても良くて数km先だろう、其れが何故異次元空間へと移動したのか…恐らく制約があったのだろう。対象者を異次元へと移動させる変わりに、自分も道ずれになるか又は自分が死 ぬ事で起こる能力…、今回は後者だった訳だ。)』



そう考えAは、川岸まで泳ごうとしていたすると目の前に逆さになりながら、溺れている男が居た。
自分以外にも川で溺れている(?)人間が居たのかと思い
彼女は、その男を掴み川岸まで泳いだ。


『(助ける義理はないけど、お礼として色々と話を聞き出せるかも、知らない土地で一人で居るのは危険だ。此処で少し友好関係を築ければ。)』


そう思い、横に倒れている砂色のコートを羽織り腕に巻いている包帯の男を見た。

…もしやもう死 んで居るのか?と思ったAは少し焦りながら体制を仰向けにした、その男の顔はすっと通った鼻筋で
睫毛も長く、眉毛も美しく整っている。これはイケメンの部類に入るであろう。

すると、その男の目がゆっくりと開いた


「…私は、助かったのか?……ちっ。」


『え?』


「君かい?私の自 殺の邪魔をしたのは……っ!」


男は、Aに視線を向けた瞬間顔を見て固まったと思ったら
勢いよく両手を握り顔を近付けた。



「あぁ、麗しいお嬢さん。是非私と心 中して頂けませんか!」



『……………クロロ?』




その彼女の言葉は、誰の耳にも入らなかった。それは目の前にいる男にも。





太宰治side



今日は絶好の自 殺日和だと思った私は、迷うこと無く何時もの川に飛び込んだ。
然し、私を助けた人間が居た。又自 殺出来なかったと
悔やみ邪魔をした張本人に文句を言おうとすると
そこには、美しい銀髪を高い位置で結び、綺麗な瞳と長い睫毛美しい鼻筋、そして唇。全てが完璧なその女性が居た。そう美しい女性である。
そして私は一瞬で思った



「(私好みの美女!!!!! )」と



『あの……このままでも構わないのですが少し聞いても宜しいですか?』


「何でも聞いておくれ、麗しいお嬢さん。因みに私と心 中…」


『此処は何処でしょうか?』


「うぅ、……此処はヨコハマだよ」

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(名前)Yura(プロフ) - マロン様 コメント有難うございます! ご指摘有難うございます。訂正致しました。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Yura(プロフ) - マニ様 コメント有難うございます!お誘いは大変嬉しいのですが此方やり方等分かりませんので申し訳無いのですが、お断りさせて頂きます。大変申し訳ありません。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 鏡花ちゃんと夢主ちゃんどっちがすごいだろう、35人殺しと伝説の暗殺一家の1人、今からワクワクですな (10月28日 0時) (レス) @page10 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 5話の異能力が異能略になってます、 (10月28日 0時) (レス) id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - ハンターハンターも文ストも大好きです! (10月26日 1時) (レス) @page6 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユラ | 作成日時:2023年10月23日 21時

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