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「ですが!」

「納得すれば大人しく帰るだろう」

「これ以上時間の無駄だ」

「……」


杉本は俯き拳銃を乱歩に貸そうともしなかった。其れに疑問を持った箕浦は どうした? と声を掛けた

「彼は今、懸命に考えている最中だよ使ってしまった3発分の
銃弾にどうやって言い訳するかをね。」


「っ!」

「杉本っ!」


そう言うと彼は拳銃を取り出し乱歩に銃を向けた
其れを見たAは、瞬時に動き彼の両手に片足を振り上げ
拳銃を落とさせた
そして彼が怯んだ隙に太宰は敦の背中を押し、彼の片腕を後ろで拘束した


「っ、僕は関係ない!」

「逃げても無駄だよ」

「…続きら職場で聞こう。お前にとっては最後の仕事場になるかもしれん。」


そう言い両手に手錠を掛けた










_______

署で事情聴取をし、全て打ち明けた杉本は、机に突っ伏し
涙を流した



「…悪かったな実力を疑って、難事件に当たったらまた頼む」


「僕の力が必要になったら何時でもご用命を。次からは割引価格で良いよ」


箕浦は、眉を下げて 其れは助かる とそう言い乱歩たちは
署を後にした


「凄かったですね、乱歩さん!真逆全部当てちゃうなんて
異能力超推理、本当に凄いです!」


『そうですね、素晴らしい能力だと思います』


「私だって半分位は解ったよ?Aちゃん?」

そう彼女を顔を見た太宰に彼女は、そうですか と一言


「さっきの事件で乱歩さんがどうやって推理したのか」


「?だって、其れは異能力を使って…」


『…異能力では無い、と言う事ですか?』


Aが顎に手を当ててそう言うと彼は ピンポーンとそう言った

「はいぃ?!」


「探偵社では珍しい何の能力も持たない一般人だ、本人は異能力を使っている見たいだけどね、其れにああ見えて乱歩さんは
26歳だよ?」


「え''?」

『…年上ですか』


「実は私ね、乱歩さんが超推理をしている間後ろでこっそりと
乱歩さんの髪の毛を摘んでいたのだよ」


「あ、そっか太宰さんの異能は…」

「そ、つまり乱歩さんの超推理は、異能力じゃない」

「じゃあ、どうやって?」

『単純な推理でしょう』

「そう。乱歩さんは、探偵社に必要な人材、勿論皆異能力を持ちえない事を知っている。実に偉大な偉人だね。」


「そう、何ですね」


「こら、案内係!僕一人じゃ探偵社に帰れないでしょうが!」


「何となく分かりました、探偵社の皆が乱歩さんを信頼している理由が」


「…ふふ」

〜念能力について〜→←16



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(名前)Yura(プロフ) - マロン様 コメント有難うございます! ご指摘有難うございます。訂正致しました。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Yura(プロフ) - マニ様 コメント有難うございます!お誘いは大変嬉しいのですが此方やり方等分かりませんので申し訳無いのですが、お断りさせて頂きます。大変申し訳ありません。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 鏡花ちゃんと夢主ちゃんどっちがすごいだろう、35人殺しと伝説の暗殺一家の1人、今からワクワクですな (10月28日 0時) (レス) @page10 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 5話の異能力が異能略になってます、 (10月28日 0時) (レス) id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - ハンターハンターも文ストも大好きです! (10月26日 1時) (レス) @page6 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユラ | 作成日時:2023年10月23日 21時

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