16 ページ18
「真逆第2の被害者!?」
網に掛かった何かを引き上げると網に片足が引っかかっている
太宰が居た
「えー?」
敦はジト目で太宰を見て、Aはため息を漏らし呆れていた
「やぁ、敦くんAちゃん。これは奇遇だね」
「また入水自 殺ですか?」
「いや、1人で自 殺なんてもう古いよ敦くん。私は確信した
矢張り死ぬなら美人との心中に限る!あぁ心中、この甘美な響き!」
「と云う訳で一緒に心中してくれる美女を只今募集中。」
そう言い太宰はチラチラと、Aに視線を向けるが
Aは目を合わせること無く無視し太宰は心做しか哀しそうな表情をした
「…所で2人ともこんな所で何をしてるの?」
「仕事?」
「なな、なんて事だ華麗なるご婦人が儚い命を散らすとはっ!
悲惨でこの胸が破れそうだよぉ、どうせなら私と心中してくれれば良かったのにぃ…」
「誰なんだ?彼奴は」
「探偵社の同僚」
「でも安心したまえ、必ずや名探偵が君の無念を晴らすだろう
ね、乱歩さん。」
「探偵等に用はない。実際俺の部下は私立探偵より余程優秀だ」
「じゃあ、キミ60秒でこの事件を解決しなさい!」
「えぇ?!」
そう言った乱歩は、僕なら1分以内に解決出来る と箕浦をチラっと見てそう言った
「えーっとえっと!あ、そうだ!最近山際先輩は政治家の汚職事件とポートマフィアの活動を追ってました確かマフィアの抱腹の手口に似てる様な…若しかしたら先輩は捜査していたマフィアに殺されて」
「違うよ」
「え?」
「ポートマフィアの抱腹の手口は身分証と同じで最後に厳密に決められている。」
思い詰めた表情で告げる太宰をAは目を細めじっと見つめた
「ぶーっ!はい、時間切れ〜ダメだね名探偵の僕には遠く及ばない」
「ふん、なら見せてもらおうかその能力を」
「おや?其れは以来かな?最初から素直に頼めば良いのに」
乱歩はそう言うと懐から黒縁眼鏡を取り出し眼鏡を掛けた
「異能力____超推理」
「…成程。犯人は、君だ杉本巡査。」
「は?」
「…犯人だからこそ捜査現場に居たがる。其れに言わなかったっけ?何処に証拠が、有るかも分かるって拳銃貸して?」
そう乱歩が言うと杉本は、冷や汗をかき 莫迦言わないで下さい
とそう言った
「何を言い出すかと思えば、探偵って奴は口先だけの阿呆なのか?」
「その銃を調べて何も無かったら、確かに僕は口先だけの阿呆だ」
「貴様の舌先三寸はもう沢山だ杉本見せてやれ」
52人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(名前)Yura(プロフ) - マロン様 コメント有難うございます! ご指摘有難うございます。訂正致しました。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Yura(プロフ) - マニ様 コメント有難うございます!お誘いは大変嬉しいのですが此方やり方等分かりませんので申し訳無いのですが、お断りさせて頂きます。大変申し訳ありません。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 鏡花ちゃんと夢主ちゃんどっちがすごいだろう、35人殺しと伝説の暗殺一家の1人、今からワクワクですな (10月28日 0時) (レス) @page10 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 5話の異能力が異能略になってます、 (10月28日 0時) (レス) id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - ハンターハンターも文ストも大好きです! (10月26日 1時) (レス) @page6 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユラ | 作成日時:2023年10月23日 21時