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「…え?」
その時の敦の目の前では、国木田が敵(ポートマフィア)の一人
を片手だけで倒した瞬間だった。
他の敵も探偵社に居た宮沢賢治、与謝野晶子が軽々と倒していた(因みに乱歩さんは、優雅にラムネを飲んでいた)
「ん?やっと帰ったか小僧!」
「えー……。」
敦は、顔に冷や汗をかき開いた口が塞がらなかった
するとその後からゆっくりとAも探偵社へと入って来た
「ああAか。太宰は、どうした?」
『下の喫茶に居ましたが、呼んでも無駄でしたよ。』
「あんの包帯無駄使い装置が!俺の予定を尽く乱す!
それにこの襲撃も!業務予定がまた大きく狂ってしまうオフィスのリフォームと壊れた備品の最高類に一体幾ら掛かると思ってる」
国木田は、自身の手帳を取り出しブツブツと言いながら書き込んでいた
「機関銃とは派手な銃撃だったわねぇ、今回近所から来るクレームにお詫びの品を用意して挨拶に行く係は国木田くんの番だからね」
与謝野は、ジト目でそう言い国木田も はぁ と深いため息を漏らした
『ポートマフィア…ですか、案外大した事無いですね』
「え?!Aさんっ!?」
自分の横にいるAに驚いた顔をしながら倒れているポートマフィアの武闘派たちに視線を戻した
「国木田さーん、此奴らどうします?」
「窓から捨てとけ」
「りょうかーい!」
賢治は、言われた通り彼等を窓から さよならー と言いながら雑に放り出した
Aも近くに倒れていた者を割れている窓からポイッと投げ出し、其れを見ていた賢治は、 おぉっ!と拍手しながら
そう言った
「…何だお前泣いてるのか?」
「あっ、泣いてません!」
「泣いてるじゃないか」
「だから、泣いてませんって!」
「これだからなぁー最近の若い奴は、仕事を命じても勝手に遊びに行くちょっと叱れば直ぐに泣く」
「違います!これは違います!」
「だって、泣いてるじゃないか?」
「泣いてますけど……これは違うんです!!」
「はいはい、泣いてる泣いてないは辞めて早く此処を片付けるよ」
与謝野は、そう言い箒を片手にそう言い各々掃除に取り掛かっていた
すると机に座っていた乱歩が片付けに入ろうとしていたAを呼び止めた
「ねぇ、キミ。この瓶の中からビー玉取り出してくれる?」
『えぇ、ゴミ箱は有りますか?』
敦は、自分の持っていたゴミ箱を慌てて彼女へ渡したすると瓶は一瞬にしてパリンッという音と共に粉々に砕けた
「へぇー凄いねキミ」
15 〜Murder on D street〜→←13 一部修正
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(名前)Yura(プロフ) - マロン様 コメント有難うございます! ご指摘有難うございます。訂正致しました。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Yura(プロフ) - マニ様 コメント有難うございます!お誘いは大変嬉しいのですが此方やり方等分かりませんので申し訳無いのですが、お断りさせて頂きます。大変申し訳ありません。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 鏡花ちゃんと夢主ちゃんどっちがすごいだろう、35人殺しと伝説の暗殺一家の1人、今からワクワクですな (10月28日 0時) (レス) @page10 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 5話の異能力が異能略になってます、 (10月28日 0時) (レス) id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - ハンターハンターも文ストも大好きです! (10月26日 1時) (レス) @page6 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユラ | 作成日時:2023年10月23日 21時