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昼下がり喫茶うずまきにて〜
「遂に私は、生きる意味を見つけたのです。生きる理由…
否、生きてきた理由と言うべきか、そう私は貴女と心中する為に今日まで生きてきたのです、きっとそうです。」
太宰は、店員の両手を握りキラキラした目でそう言った
「お独りでどーぞ♡」
「お独りで心中は出来ません。」
「所で太宰さん、ちゃんと生命保険とか入ってるんですか?」
「何故でしょう?美しい人よ」
「だってぇ、だいぶ溜まってますよウチのツケもしまだなら紹介しますけど?せ・い・め・い・ほ・け・ん?」
「あぁ!貴女の生活力が眩しいっ!」
『ダザイさん、何をしているのですか?』
「あら、Aさんいらっしゃい。丁度太宰さんに生命保険を紹介しようとしていたんですよ?」
彼女は、太宰から視線を逸らしAに近寄りそう言った
ソファに座っていた太宰は、Aにキラキラした目を向けた
「やぁ、Aちゃん!今日は良い心中日和だねぇ。所で私と
心中…」
そう言うと、喫茶の女性店員が彼に可愛らしい笑顔で迫った
「太宰さーん?」
「何でしょう?麗しい人よ」
「Aさんに迷惑を掛けるのは辞めましょうね?」
「あぁ、貴女のその優しさが眩しいっ!」
「うふふ、もし迷惑掛けている所を見つけたら4階の探偵社に乗り込んじゃいますからねぇ?」
「あぁ、貴女のその行動力はもっと眩しい!!」
そう太宰が彼女とのやり取りをしている所をAは溜息を漏らした
すると、ふと何者かの気配を感じたAはじっと上の方を見つめていた。
其れに気付いた太宰は どうしたんだい? と言い同じように天井を見上げた
『……探偵社にお客さんだと思いますよ。招かれざる客ですね。』
「……へぇ。」
太宰は、目を細めてチラリとAを見た後また、視線を店員に向けた。
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ドドドドッ という銃撃の音と窓ガラスが割れる所を外から見た敦は、慌てて探偵社へと戻った
「何故、探偵社が!?」
「何故こんな事に!また僕のせいでっ!皆が!!っあ、Aさん!」
すると同じように銃撃を聞いたのかAが階段を登っていた
敦は、慌てた様子でAに銃撃の事を言った
『えぇ、聞きましたよ。こうして様子を観に来ましたが…』
「早く行きましょう!!探偵社が!僕のせいで!!」
とそう言い階段を登り探偵社へ入った
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(名前)Yura(プロフ) - マロン様 コメント有難うございます! ご指摘有難うございます。訂正致しました。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
(名前)Yura(プロフ) - マニ様 コメント有難うございます!お誘いは大変嬉しいのですが此方やり方等分かりませんので申し訳無いのですが、お断りさせて頂きます。大変申し訳ありません。 (10月28日 21時) (レス) id: c1fa12470f (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 鏡花ちゃんと夢主ちゃんどっちがすごいだろう、35人殺しと伝説の暗殺一家の1人、今からワクワクですな (10月28日 0時) (レス) @page10 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 5話の異能力が異能略になってます、 (10月28日 0時) (レス) id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
マロン - ハンターハンターも文ストも大好きです! (10月26日 1時) (レス) @page6 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユラ | 作成日時:2023年10月23日 21時