バレンタイン（1） ページ4
橙｢おはよーございます！！｣
いつになくハイテンションのこうじが楽屋の扉を開ける
紫｢何か今日いつもより元気だね｣
ふっかが笑いながら康二に言う。
橙｢だって今日なんの日か知ってますか？バレンタインですよ！バレンタイン！彼女からの手作りチョコもらえんねん！！｣
ニコニコっと笑いながら椅子に腰を下ろす
紫｢あ〜、聞かなきゃよかった笑｣
橙｢ふっかさんに幸せのおすそ分け！｣
紫｢いらねぇよ！！｣
康二はおすそ分けと自分で買ってきたであろう、アルフォートの詰め合わせをふっかに差し出す
橙｢阿部ちゃんにもあげる｣
緑｢え？！いいの？ありがとう！！｣
横でそのやり取りを見ていた康二が俺の手にアルフォートを渡してくれる
紫｢阿部ちゃんは要らないでしょ！阿部ちゃんも彼女からもらえんだから｣
ふっかがなぜか不貞腐れながら言う。
緑｢いや、今日会わないからもらえるか分かんない｣
橙｢会わへんの？！｣
緑｢うん。ド平日だし、向こうも仕事あるから｣
紫｢阿部ちゃん、どんまい笑｣
なんでふっかは上から言ってんだ？と疑問に思うがあえて言わない。
言ったら長くなる事は目に見えてるから。
最初は3人だけだった楽屋にも続々とメンバーが集まり出す。
目黒の手には高級チョコブランドの紙袋
それを目ざとく見つけたラウールが騒ぎ始める。
白｢待って？！めめ、それGODIVAじゃん｣
黒｢昨日、彼女がくれた｣
白｢あ、今日バレンタインか！え〜、なんだよ〜、いいな〜｣
最近、自称思春期のラウールはどうやら彼女がほしいらしい。
白｢康二くんは貰ったの？｣
橙｢俺は今日、手作りもらうねん！｣
白｢なにそれ！羨ましすぎ！しょっぴーは？｣
青｢俺はちょっと前に早めのバレンタインとしてもらったから｣
白｢あ〜、大人って感じだわ｣
俺もほしいとごねるラウールとそれに便乗する佐久間。
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廉樹(プロフ) - Sayukiさん» 貴重な意見ありがとうございます！続編の方で書かせてもらいます！ (2020年6月14日 10時) (
レス) id: 64321f42bc (このIDを非表示/違反報告)
Sayuki(プロフ) - いつかできたらでいいので裏も入れて欲しいです (2020年6月10日 1時) (レス) id: a707041684 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの - 阿部担ですが、阿部ちゃんが阿部ちゃん過ぎて、そしてとてもお似合いで、こんな彼女ならいてもいいなって思っちゃいました(笑 元気貰ってます。これからも更新楽しみにしてますね。 (2020年4月17日 18時) (レス) id: 76e9874d53 (このIDを非表示/違反報告)
廉樹(プロフ) - 佐々木さん» 嬉しいです！ぜひお願いします！ (2020年4月15日 11時) (レス) id: 64321f42bc (このIDを非表示/違反報告)
佐々木(プロフ) - 廉樹さん» 私は今Twitterでおすすめの作品を紹介させていただいています。そこで「阿部と彼女」を紹介してもいいですか？ (2020年4月15日 8時) (レス) id: e312adaa83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：廉樹
| 作成日時：2020年4月8日 11時
