121話 ページ32
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ヒーロー名、全く思いつかない訳では無い。
けど…ちょっとこれにするには勇気と覚悟が＿＿。
「それじゃあ、できた人から発表してね」
まさかの発表形式？！？！む、無理すぎる！！
私の葛藤なんざガン無視して1番に壇上に立ったのはへそくんだった。
「輝きヒーロー ″I can not stop twinkling″
キラキラが止められないよ★」
「「「短文？！」」」
へそくん。それはいけない。
「エイリアンクイーン！」
みなりん、大変いけない。
へそくんとみなりんの発表を聞いて誰もが思った。
「「「(馬鹿野郎！大喜利っぽい雰囲気になったじゃねえか！！)」」」
誰かこの流れ止めてーー！
「じゃあ次、私いいかしら」
『梅雨ちゃん私は信じてるから。この大喜利っぽい空気を断ち切ってくれると信じてるから。可愛らしいヒーロー名だって信じて「うるせえぞA」……ｳｨｯｽ』
「小学生の時から決めてたの。
フロッピー」
『「「「フロッピィイイイイィイイ！！」」」』
『ありがとう、フロッピー……！』
おかげで流れが変わった！！フロッピー！！！
「んじゃあ俺！″烈怒頼雄斗″！」
れっどらいおっと…………ああ、漢気ヒーロー、紅頼雄斗をリスペクトしてかな？
…………なるほどね…。
「ヒアヒーロー ″イヤホンジャック″」
「触手ヒーロー ″テンタコル″」
「テーピンヒーロー ″セロファン″」
「武闘ヒーロー ″テイルマン″」
「甘味ヒーロー ″シュガーマン″」
「ピンキー！」
「チャージズマ！」
「ステルスヒーロー ″インビジブルガール″！」
「万物ヒーロー ″クリエティ″」
「ショート」
あら？
『焦凍は名前なんだ』
「ああ」
教壇から帰ってきた焦凍に声をかける。
へー、名前もありなんだ。
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作者名：オクラ | 作成日時：2019年7月12日 8時
