轟くんは仲間 (ページ28)

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117話ページ28

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どうも。絶賛女子会なうです。
雄英の近くのカフェでお茶しながらめっちゃ尋問されてるなうです。

「で、どうだったの？デート！！」

『楽しかったよ』

「どういう経緯で名前呼びに？！」

『帰り際にかな』

「チューした？！」

『してないね』

「手繋いだ？！」

『まあ、はぐれないようにだけど』

「「「「わあ！！」」」」」

『え、なんなのこの女子会？！ただの尋問じゃね？！』

なんか食べたいなーと思ってメニューを見てみるもケーキとかそんなんばっかりだ。

私は和菓子が食べたい。

「で、気になってたんだけど……そのブレスレット」

『ああ、これ？いいでしょー』

「わ、ほんとだ！かわいー」

「素敵ですわね！」

「それ、轟もつけてなかった？」

ああ、そういえばお昼一緒に食べた時付けてたな。
やさしー、学校につけてきてくれてるんだ。

嬉しい限りやでおばさん。

「え？おそ……ろい？？？？？」

『え、なにその顔。麗らかの欠けらも無いよ』

「どうなの？！どうなの？！」

『まあ、そうだけど……』

「「「「「きゃあ！」」」」」

『え、なんなの？！これ！』

「わ、ほんとにオシャレ！
これ……パワーストーン？？」

『そそ。なんか自然の力が込められた石みたいな感じらしい。
私のは緑と黄色だから風と雷ね』

「へー！轟くんは？」

『もちろん、炎と氷のやつ』

その後も写真見せて！やら、結局好きなの？！やら色々聞かれた。

女子会ってこんなに疲れるもんなんだ……(違う)

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「(とりあえず意識はしてるっぽいね)」

「(本人全然わかっとらんけど！)」

「(これは近いうちに付き合うに1票)」

「(私は2人とも気づかずにずっとあの感じに1票)」

「(2人とも素敵な方ですからきっとお似合いですわ！)」

「(にしてもAちゃん、想像以上に鈍感だわ)」

『餅食べたい……』

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