轟くんは仲間 (ページ26)

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115話ページ26

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朝だ。学校だ。

今日はちょっと気分が良いぞ。絶好調！！

というのも恐らく昨日の焦凍とのデートの余韻とお揃いで買ったレザーブレスレットのおかげだろう。

新しいもの身につけてるとなんかテンション上がるよね！！！

今の私多分無敵だわ。爆豪くんも余裕で倒せる！
…………………………やっぱ無理！

『おっはよー』

教室のドアを開けるとすぐにクラスの女子に囲まれる。

え、何？怖い怖い。

「A、昨日どうだった？！」

口を1番に開けたのはジロちゃんだ。

『ああ、そのことか！
超楽しかったよ！！まじ、焦凍サングラス似合いすぎて逆に面白くてさぁ』

「「「焦凍？！？！いつの間に名前呼び？！」」」

『え？昨日そうなった』

「は？！付き合った？！」

『言ってない』

女子は何やら興奮気味だ。おばさん、全くついていけないよ。

「A、はよ」

『お？おはよー』

焦凍だ。今日もイケメンだね！！(真顔)

「「「「「A？！？！」」」」」

『え、何怖い』

「お前、またなんかしたのか」

『なんもしてない……って焦凍の中の私のイメージなんなの』

「そういうことだ」

『察したくねええええ』

「Aちゃん……！！」

焦凍と朝から軽いやり取りをしているとお茶子に声をかけられる。

顔、顔やばい顔。麗らかじゃなくなってるよ。

「放課後、暇？！」

『え、うん』

「女子会、しようかA」

『え、ジロちゃんまですごい顔なんだけど。
何？こわいこわい』

「女子会……？！」

『うん、女子会っていう響きに感動してるヤオモモはいつも通り天使だね』

「お前ら、教室入らねえのか？」

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