轟くんはクラスメイト (ページ7)

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6話ページ7

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試験が終わった数日後。

従兄弟であり、同じ雄英高校受験者であるアイツに電話を掛けてみる。

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ…… 「もしもし」

『よ！電気久しぶり！』

「おお！A！久しぶりだな！元気にしてるか？」

『おう！電気も元気？』

「まあな！Aも雄英受けたんだろ？どうだった？」

『ボチボチかなー？筆記の方は自己採点したら全然大丈夫だったけど…電気は？』

「俺も！ギリセーフ！」

『おお。じゃああとは実技次第だ』

相変わらず元気な奴で、他愛もない話が続く。

「Aは実技余裕だろ！」

『なんでよ』

「えー、だってお前の個性超強いじゃん。
俺の個性より扱える幅広いし」

『電気もあのキャパ後のアホがなかったら超強いんだけどねー』

「るせ！」

そう、何を隠そう。
この従兄弟、上鳴電気とは似たような個性を持っている。

まぁ、私のお父さんの妹である電気のお母さんが同じ個性だからなんだろうけど。

『お互い受かってたらいいね』

「だな！」

電気との通話を切ってしばらくダラダラしていると一通の手紙が届いた。雄英からだ。

「ヴィランポイント50！レスキューポイント67！総合ポイント117ポイント！
文句無しのぶっちきりの一位通過だ！

来いよ！雷風少女！！
ここが君のヒーローアカデミアだ！！！」

雷風 A

個性＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿疾風迅雷

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『瀬呂どうだった？』

「受かってたぜ！Aは？」

『自慢していい？ぶっちきりの1位だって』

「素直にすげえな」

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