轟くんはクラスメイト (ページ31)

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30話ページ31

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「オールマイトが教師を行っている様子について教えて頂けますか？」

『割と普通ですよ。あ、でもやっぱ画風違うって言うか…まじかっこいいです！！』

オールマイトが雄英高校に就任したというニュースは全国を驚かせ、連日マスコミが押し寄せる事態となった。

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「昨日の戦闘訓練おつかれ。Vと成績見せてもらった」

爆豪くん、緑谷くん…と軽いお説教が続く。

「轟と雷風。
お前らの個性は広範囲に影響及ぼすんだから、もうちょっと考えて使えよ。

熱くなりすぎだ」

『はい』

「…わかってます」

「ま、お前らはそこまで心配してねえよ。
ただ、優先すべきことを考えて動け。励めよ」

『かっこええ！！！(はい！！！)』

「はい」

「Aちゃん、本音と建前が逆になってるわ」

あ、やっちゃった。だが、後悔はしていない。

チラリの斜め前の紅白頭を見る。

昨日ああやって偉そうに宣戦布告したけど、正直轟くんと私の個性の相性はお互いに最悪。

打ち消し合うし、ほぼキャパの我慢比べ。

でも、轟くんは氷と炎を交互に使えばそのキャパを克服できてしまう。

大して私は長時間使うとダウン。

んー、なんか策練るしかないなー。

「さて、HRの本題だ。
急で悪いが君たちには………学級委員を決めてもらう」

「「「「「学校ぽいのきたぁ！！！」」」」」

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