轟くんはクラスメイト (ページ4)

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3話ページ4

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すっご。広いし、超リアル。

連れてこられた実技試験会場の模擬市街地を見て思わず口をあんぐりと開ける。

いやー純粋に凄いわ。

そういやアイツも雄英高校受けるって言ってたな。
またキャパオーバーになってアホんなってないといいけど。

てか、これいつになったら始まるんだろ？？

「ハイ、スターート！！！」

お、始まった。よーし、気合い入れて行くか！

勢い良く走り出す私とは別に困惑気味に立ち止まったままの他の受験者達。

あれ？行かんでいいの？？

「どうしたぁ？！？！
実践じゃカウントダウンなんざねぇんだよ！！
走れ走れぇ！！賽は投げられてんぞ！！」

プレゼント・マイクの声を合図に一斉に走り出す受験者達。

ひょえー、雄英こわー。

でも、そこが面白いよね！

どんどん走ってると曲がり角から1体目の標的が出てくる。

丁寧に書かれた1Pの文字。

準備運動がてら、いってみるか！

『″こっち″…かな？』

おもむろに向けた両手の掌から旋風を巻き起こし、標的の関節という関節をぶっぱなして破壊する。

『ありゃ、結構脆い。力加減ミスったかな』

ま、雄英高校の機械相手にしちゃ上出来かな？

雷風 A

個性＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿風

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