田村(妹)は須貝担！(sgi)

私の名字が変わるまで4 ページ31

『私、須貝さんと結婚していいのかな…』


浜「え？今更？あんなに結婚してくださいって言ってたのに？」


『あの時はまさか私の気持ちに須貝さんが答えてくれるなんて思ってなかったから…須貝さんってさ、すごく未来がある人なんだよ。でも私といたら、須貝さんの未来を壊しちゃうかもしれない…』



浜「んー…よし！じゃあ本人に聞きに行こう！」


『へ？』


ぽかんとしてるたむたむの手を引いて会計を済ませて店を出る。須貝さんはたしか今日オフィスにいるはず。


『は、浜ちゃん…？』


浜「私の可愛いたむたむを不安にさせるなんて許さん！須貝さんに直接聞いてはっきりさせる！」


『私の…って、やばい推しが…推しが…』


浜「……たむたむと須貝さんは私たちのことすごく推してくれるけど、私達もたむたむ達のこと応援してるんだからね」


『えっ……そ、そうだったんだ…』


もともとオフィスの近くのカフェにいたこともあってそんな会話をしてるうちに目的地に到着した。


浜「須貝さんいますか⁉」


須「いますよ〜って、どしたの？」


浜「2人はもっとちゃんと話し合うべきです！ってことでたむたむのことよろしくお願いします」



いまだオロオロするたむたむを須貝さんに押し付け、2人しかいない部屋を出た。



浜「…………頑張れ」




そう呟いて、私も愛しい人のもとに向かった。

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