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伊「おつかれー。どうだった？」
『くっつきましたよ。よかったです』
伊「2人どこ行ったの？」
『鶴ちゃんのご両親に挨拶に行きました』
伊「展開早いなぁ…」
『まあ鶴ちゃんのご両親優しいし鶴ちゃんに激甘なんで大丈夫ですよ多分』
水「ねえ鶴崎やっぱり別の日にしようよ今普通に普段着だし菓子折とか持ってないし」
鶴「いいよそんなの気にしなくて。てかもう着いたし」
水「相変わらずでかっ…」
鶴「デカイだけだよ。ただいま〜」
水「ちょ…はやいはやい」
母「おかえりなさい。…あら？」
水「お、お邪魔します…」
母「修功…その隣の見目麗しい男の子は誰なの⁉かわいい！」
鶴「母さん落ち着いて…こいつは水上颯。東大王で一緒に出てたの見たことあるでしょ？」
母「あー！あの子ね！かわいいなぁとは思ってたのよ！実物はもっとかわいいわね」
水「あ、あの…」
母「ああ。ごめんなさいね。修功がお友達
連れてくることなんて滅多にないから嬉しくて」
鶴「…そのことで母さんと父さんに話があるんだ。父さん今いる？」
母「…？ええ離れにいると思うわよ。呼んできましょうか？」
鶴「うん。お願い」
父「私を呼び出すとは珍しいな。どうした？」
鶴「来てくれてありがとう。今日は2人に水上のこと紹介したくて呼んだんだ」
水「東京大学医学部の水上颯です。鶴崎…君とはサークルが同じで、仲良くさせてもらってます」
父「ああ。君のことはテレビで拝見しているよ。修功と仲良くしてくれてありがとう」
鶴「父さん、母さん。今回伝えたいのは水上とのことで…僕はここにいる水上颯と交際させてもらってます。同性同士だし、世間の目は厳しいと思うけど、初めてA以上に大切にしたいって思えた人なんだ。僕の存在が鶴崎家に悪い影響を及ぼすなら僕を家から追い出してくれたっていい。…それくらいの覚悟です」
母「あらいいじゃない！私は賛成ですよ。こんなかわいい子が息子になってくれるなんてこっちからお願いしたいくらい」
父「…水上君」
水「…！はい」
父「君は自分たちが言ってることの意味がわかっているのか？」
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作者名：雪音 | 作成日時：2020年5月9日 13時
