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Aside
『今後一切、私やQuizKnockの皆さんに関わらないで。それが守れないのであればこの書類を、道明寺グループの取引先及び各株主に流します』
父「やめてくれそれだけは！！」
『なら私のことはもう忘れてください。二度と顔も見せないで』
父「わかった、わかったもう帰るから…」
『…最後に1つだけ』
父「まだ何かあるのか…？」
私はテーブルの上に通帳を差し出した。
『300万入っています。私が子供の時からずっと貯めてきたお金です。扱いは酷かったけど勉強も習い事も不自由なくさせてくれたことは感謝しています。手切金として、受け取ってください』
父「いいのか…？」
『ええ』
父「そうか。ならばありがたく貰って行こう」
自分から差し出しておいて、少し虚しくなる。この家において、私は300万の価値もないのだ。
結局3人は通帳を持って帰って行った。
伊「ほんとによかったの？あれ渡して」
『受け取ってしまえばもう来れないでしょうから。それにまだ貯金はありますし』
伊「そっか。…やっとだね」
『はい。長かったけど…やっと自由になれました。伊沢さんのおかげです』
伊「ところで」
『？』
伊「Aちゃんも晴れて「道明寺」から「伊沢」になったわけだけど、いつまで俺のこと「伊沢さん」って呼ぶつもりー？」
『え、あっ、たしかに…。……拓司さん？』
伊「ん。よろしい」
そう言って拓司さんは頭をくしゃくしゃと撫でてくれた。
『拓司さん。…貴方の隣が私の居場所。貴方に尽くすことが私の生きる意味。これからも、ずっと側に置いてください』
伊「勿論。離れたいって言っても離してあげないから」
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雪音(プロフ) - ﾆｭｳさん» お久しぶりです！コメントありがとうございます！今書き溜めてるところなので1週間以内くらいには上げられると思います！気長に待っていただけるとうれしいです笑 (2020年5月29日 12時) (
レス) id: e88b8137a8 (このIDを非表示/違反報告)
ﾆｭｳ(プロフ) - お久しぶりです！コメント失礼します！やっぱり最高ですね。izwさんとのお話もっと読みたくなりますw 雪音さんのペースで頑張ってください！更新楽しみにしています (2020年5月29日 0時) (レス) id: 1d82ba3bb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪音 | 作成日時：2020年5月9日 13時
