オフィスの中心で愛を叫ぶ(kwmr)

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Aside

『ただいまより定例会議を始めます』


山「おー！」


こ「何回目よこれ…」



今はオフィスから歩いて10分ほどのカフェで私と兄さんとこうちゃんで集まっている。



『さて今回の議題は、「どうしたら河村さんに好きになってもらえるか」なんですが』


こ「毎回それじゃん！しかもこのメンバーで良い案出たことないでしょ⁉」


山「まあまあこうちゃん落ち着いて。これはAにケーキを奢ってもらう会なんだから」


『兄さん⁉まあ奢るけどね⁉ただみなさま？今回は河村さんと進展があったんですよ！』


こ「え？Aさんが？河村さんと？」


『めっちゃ疑うね⁉気持ちはわかるけど！』


山「それで、進展っていうのは？」


『河村さんに好きですって言うとありがとうって返してもらえるようになったの！』


こ「え？それって進展なの？」


『なの！だって今までは、はいはいって流されるだけだったんだよ⁉』


山「うーん…まあ…進展…うーん…」


こ「というか河村さんを攻略したいならふくらさんとか伊沢さんに聞いたほうがいいんじゃないですか？」


『…天才か？』


こ「これに関してはAさんがポンコツすぎる気が…」


山「じゃあ次の定例会議にはふくらさんと伊沢さんも呼ぼう！よし！解散！！」


『会計してくる〜』


こ「中身なさすぎるでしょこの会議…』

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