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kwkm side
須「ほら立って！オフィス行くよ」
須貝さんに腕を引かれて立ち上がる。山本が手を握ってくれて、小さな優しさに幸せが込み上げてきた。
川「(ここに河村さんもいてくれたら……)」
心から喜べるのに、なんて思いながら須貝さんの後をついて行った。
須「はい、着いたよ」
川「ありがとうございます……」
山「ここが……！」
歩くこと数十分。着いたのは綺麗な建物。ここが伊沢さんが立ち上げた会社のオフィスらしい。
須「ただいま〜」
「「おじゃまします……」」
数年ぶりに会う最愛の人がこの先にいる。そう考えると緊張で心拍数が上がる。
須「ほらほら、入るよ〜伊沢！こうちゃん！お客さん！！」
伊「お客さんって俺らにです……か………」
ｶﾞﾁｬﾝ!!!
数年ぶりに見た伊沢さんは見違えるほどかっこよくなっていて。でも纏っている雰囲気や匂いは昔となんら変わらないままだった。
そんな伊沢さんはこちらを見ると固まって、手に持っていた早押し機を落とした。クイズ、懐かしいな。あの日以来、伊沢さんを思い出してしまうからと封印していたから。
ふ「ちょっと伊沢！早押し機落とさないでよ精密機器なんだから……って川上⁉」
こ「山本さん⁉なんで⁉」
須「河村さんに解雇されちゃったんだってさ、だから連れてきた」
川「伊沢さん、お久しぶr……」
「お久しぶりです」と言う前に伊沢さんに抱きしめられた。力一杯ぎゅーっとされて、少し苦しい。
伊「川上………川上……………」
川「はいはい。もういなくなりませんから」
伊「川上、ごめん。あの日………」
川「もう、いいんです。あの日をなかったことにはできませんけど、貴方がどれくらい俺を思ってくれてたかわかったから」
「だから謝らないで」と言うと伊沢さんは目にいっぱい涙を溜めて、俺の首筋に触れるだけのキスを落とした。
伊「川上、手紙でも書いたけどさ……俺、お前が好きだよ。これからは、ずっとそばにいて欲しい」
川「その言葉は嬉しいです。………でも、貴方にはもっと相応しい人がいますよ」
伊沢さんの活躍は箱庭の中にもうっすら届いていた。彼の隣にはもっと可愛くて優秀な……それこそアルファが似合う。
須「あ！そういえば〜」
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雪音(プロフ) - ゆーふぉ。さん» 恋人編も書きたいしsgi氏メインの話も書きたい(文才が追いつかない) 供給……待ってる…… (2020年11月27日 19時) (
レス) id: e88b8137a8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーふぉ。(プロフ) - 雪音さん» 恋人編もありありのオオアリクイ。供給全力待機してまし…() 僕もお話書かねば…供給を返さないと…() (2020年11月27日 14時) (レス) id: e1ece1687e (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - ゆーふぉ。さん» これは設定が秒で思いついたのに形にできないまま数ヶ月放置してたやつだから解決させられてほっとしてるわ……続編も書けたら書きたい所存 (2020年11月26日 23時) (レス) id: e88b8137a8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーふぉ。(プロフ) - ゆっきまじ天才じゃん。なにこの神設定。オフィスの壁になりたいとこれほどまでに思ったことは無i((((( (2020年11月26日 23時) (レス) id: e1ece1687e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪音 | 作成日時：2020年11月25日 7時
