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ふくらside
『…あ！ふくらさん。こんにちは』
飲み会から数日後、オフィスにAちゃんがやってきた。
ふ「Aちゃんいらっしゃい。伊沢に会いに来たの？」
『それもありますけど、ふくらさんにちょっと相談が』
ふ「俺に？」
『はい！』
とりあえず部屋に上げて2人分のお茶を出す。向かいに座って話を聞くことにした。
ふ「それで、相談って？」
『兄さんから聞きました。私と兄さんが一緒に出た番組の録画を観たって』
ふ「あーあれね。すごかったね。さすが兄妹って感じだったよ」
『私…あの番組がきっかけでアンチが増えまして』
ふ「は？なんで？」
『多分兄さんの過激派なファンが騒いでるんでしょうけど』
ふ「あー…仲良さそうにしてたもんね」
『私すっっっごく嬉しくて』
ふ「…ん？嬉しいの？アンチが増えて？」
『はい。だってアンチが騒ぐってことは私たちがお似合いに見えるってことじゃないですか』
ふ「うーん…まあそうなんだけどね…」
心の底から嬉しそうな顔をするAちゃん。本当に伊沢のこと好きなんだなぁ…
『ただ私を叩くのはいいんですけど兄さんやQuizKnockの皆さんにまで何かあったら嫌だなと思いまして』
ふ「なるほどね。こっちは特になにもないけど」
『ならよかったです』
伊「あれ？A来てたの」
『兄さん！』
撮影部屋にいた伊沢がAちゃんに気付いてこっちに歩いてくる。Aちゃんはぱぁっと顔を輝かせていた。
伊「兄ちゃんに内緒でふくらさんと密会してんのー？」
ふ「密会って…」
『兄さん…』
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雪音(プロフ) - rioさん» コメントありがとうございます！これからもご期待に添えるよう頑張ります！ (2020年9月23日 21時) (
レス) id: e88b8137a8 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - この物語大好きです、！ (2020年9月23日 21時) (レス) id: fc34d02cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪音 | 作成日時：2020年9月22日 18時
