4 ページ5
伊沢side
河「あの時使った手錠まだあったと思うけど…」
山「あ！これですかね？」
伊「お、あるじゃん。A、付けてみる？」
『いいの⁉』
伊「いいよいいよ〜」
山本に手伝ってもらって2人で片手だけ手錠を付けた。
『すごいすごい兄さんと繋がってるよ！』
伊「正直何が楽しいのか全くわかんないけどAが楽しそうで俺は嬉しいよ」
こ「伊沢さんも大概シスコンですよね」
山「Aさん、これ手錠の鍵です」
『ありがとうございます！……手が滑った！』
Aは山本から受け取った手錠の鍵を器用にソファーの隙間に投げ捨てた。なんでそんな無理な体制から利き手でもない手で的確に投げられるのか。野球選手になればいいのに。
『よし、これで私と兄さんを引き離す邪魔者は消えたわけだけども…』
伊「俺トイレ行きたいんだけど…」
『トッ…しょうがないね、ついていくよ』
伊「いや来ないで⁉」
結局山本がソファーの隙間に腕を突っ込んで鍵を取って、手錠も外してくれた。
『………』
伊「悪かったって。拗ねるなよー」
『……(ｼﾞﾄｰ)」
伊「これ以上無視されたら兄ちゃんAのこと嫌いになっちゃうかもなー」
『だめ！兄さん好き！』
伊「知ってるー。俺も」
ふ「え、何この茶番」
川「これが2人の通常運転なんで…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪音(プロフ) - rioさん» コメントありがとうございます！これからもご期待に添えるよう頑張ります！ (2020年9月23日 21時) (
レス) id: e88b8137a8 (このIDを非表示/違反報告)
rio(プロフ) - この物語大好きです、！ (2020年9月23日 21時) (レス) id: fc34d02cb0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪音 | 作成日時：2020年9月22日 18時
