らくだい魔女と不思議な人間界から来た子

森の中 ページ6

今は、長い長い入学式が終わって、ヒカリと一緒に帰ってるところ。

ヒ「そんなに人が怖いのか？」

ス「うん！すーーごく怖い！」

ヒ「そうか、そうか。それなら友達が出来なくて当然だな。」

そう言ってヒカリは、またいたずらぽい笑顔を見せた。

ス「仕方ないでしょ！怖いものは、怖いんだから！」

ヒ「そんなんだと、社会に出た時に困るのはお前だぞ！」

ス「何ですって〜将来のことは、自分で決めます〜」

ヒ「キャ！スミレが怒った〜！」

ス「待ちなさい！」

ヒ「待たないもんね〜」

そう言いながらヒカリを追いかけていた。そして、気がついた時には、知らないところにいた。

ヒ「ん？ここは、どこだ？」

ス「まちなさ〜いヒカリー！」

ヒ「ストープ！」

ス「なによ！」

ヒ「なぁ、俺たちってここに来たことあったっけ？」

ヒカリに聞かれて私は、周りを見る。周りは、木 木 木！どこをどう見ても、木ばっかり！

ス「ここって、森の中⁉」

ヒ「あぁ、たぶんそうだと思うけど…」

切ります。

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