第一章 十話 ページ10
〈しのぶ side〉
義勇「…Aは、、死んでない」
しのぶ「……は、?」
しのぶ「いきなり、、何ですか、冨岡さん」
義勇「…Aは生きてる」
しのぶ「……当たり前ですよ!Aちゃんは絶対どこかで生きてます、、あの子はこんな事で死ぬ様な子じゃっ……」
義勇「…」
嗚呼、そうか。
喰われたのかもしれないと言う言葉に苛立ったのは私だけでは無いんだと。
私はAちゃんの砂に付いた血痕を震えるほど握り締めている冨岡さんの拳を見て、確信した。
冨岡さんも私も、、、皆も。
Aちゃんの事を大事に思ってるんだと。
しのぶ「そうですね……Aちゃんは生きてますよ。だからこそ、早く見つけ出してあげなきゃ、可哀想ですよ。冨岡さん」
私は冨岡さんの横に立ち、いつもの笑顔で冨岡さんの顔を覗き込んだ。
義勇「…嗚呼、そうだな」
私の顔をちらりと見ると先に歩き出した。
少しは落ち着いてくれたみたいだった。
しのぶ「冨岡さぁ〜ん!待ってくださいよ〜」
私は冨岡さんを追いかけるように駆けつけた。
早く見つけ出してあげるからね。
待ってなさい!緋岸A!
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ゆっくり四つ葉 - いいのか、、、888評を889評にしてしまって、、、!素晴らしい作品をありがとうございます! (2020年9月14日 20時) (レス) id: 558ca2fe7e (このIDを非表示/違反報告)
莉華 - あゅみさん» ホントですよですよ!!!!あぁ.......尊い.... (2019年12月15日 23時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
あゅみ(プロフ) - 莉華さん» 無一郎くん可愛すぎて永久保存ものですよ笑 (2019年12月15日 21時) (レス) id: c188dca51c (このIDを非表示/違反報告)
あゅみ(プロフ) - 肯定的なトマトさん» 無一郎くん尊いですよね泣 (2019年12月15日 21時) (レス) id: c188dca51c (このIDを非表示/違反報告)
莉華 - ん"ん"ん"........!!!!むいくんがかあいい....!!!! (2019年12月15日 16時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とーにゅ | 作成日時:2019年12月1日 21時