第三章 八話 ページ28
嗚呼、、そうだ。
この優しさも全部偽りなんだ。
そして、私は今
最終兵器としてでは無く
ただの人間のまま死ねる。
なんて幸せなんだろうか。
ここで死ねれば私は
私の事を兵器としてしか見てないヤツらの思い通りにはならない。
ざまぁみろ。
そう思った時だった。
？？「やめろぉぉぉぉぉおお！！」
一人の男の子の声がした。
初めて聞く声だ。
刺桐時朗「っ！？なんだ貴様ら！部外者は黙っていろ！」
どうやら刺桐時朗の振り下ろした刀を跳ね返したらしい。
なんてことしてくれるんだ。やっと死ねると思ったのに。
？？「女の子に手ぇだすなんてお前男じゃないだろ！」
？？「グハハハハ！なんかよくわかねぇが俺も混ぜろ！」
？？「育手だかなんだか知らないけど、お前がやっている事も隊立違反なんじゃないのか！」
何、この3人組。まるで私を守るように囲ってる。
刺桐時朗「俺はそこに寝てる馬鹿女の育手だ。俺のやり方に口出すなんていいご身分だなぁ？」
私は薄らと目を開けた。
するとそこには、刺桐時朗が刀を構え、3人組とやり合おうとしている姿が見えた。
駄目だ。こんな子供3人じゃ彼奴には勝つ事も、触れる事も出来ない。
黙って見ておけば良かったもの。
何で出てきた。
何で守ろうとした。
何で日輪刀を抜いた。
私は不意に花札の髪飾りを付けた男の日輪刀を見た。
すると私は目を見開いた。
私と同じ漆黒だったからだ。
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ゆっくり四つ葉 - いいのか、、、888評を889評にしてしまって、、、！素晴らしい作品をありがとうございます！ (2020年9月14日 20時) (
レス) id: 558ca2fe7e (このIDを非表示/違反報告)
莉華 - あゅみさん» ホントですよですよ!!!!あぁ.......尊い.... (2019年12月15日 23時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
あゅみ(プロフ) - 莉華さん» 無一郎くん可愛すぎて永久保存ものですよ笑 (2019年12月15日 21時) (レス) id: c188dca51c (このIDを非表示/違反報告)
あゅみ(プロフ) - 肯定的なトマトさん» 無一郎くん尊いですよね泣 (2019年12月15日 21時) (レス) id: c188dca51c (このIDを非表示/違反報告)
莉華 - ん"ん"ん"........!!!!むいくんがかあいい....!!!! (2019年12月15日 16時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とーにゅ | 作成日時：2019年12月1日 21時
