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第三章 五話 ページ25

産屋敷「…A、十二鬼月をよく倒したね。これをきにAの階級を柱にあげようと思うんだ」





A「っ、?!本当ですかっ、!」





産屋敷「嗚呼…Aは良く頑張っているからね。これからも活躍に期待しているよ」




お館様はそう言って私の頭をゆっくりと撫でてくれた。





私は嬉しかった。今までの血と涙が滲むような努力がやっと報われたと思った。





A「ありがとうございます…っ、!」





その時私は涙がポロポロと零れ落ちた。





その私の姿をお館様は優しい眼差しで見つめていた。





鎹鴉「カァー!緋岸A、時柱ニ階級ガアガッタ〜!緋岸A、時柱ニ階級ガアガッタ〜!」






行冥「おめでとう、、良く頑張ったな…だがこれで終わりではない。これからもよろしく頼むぞ…A」





A「悲鳴嶼さん!ありがとうございます!」





行冥「お前は大きく逞しくなった。私は其れに感動した…」





A「ひ、悲鳴嶼さんっ!な、泣かないで…!」





いつも通りに涙を流す悲鳴嶼さん。




私が柱に就任した直後に祝いの言葉を告げに来てくれる悲鳴嶼さんはやっぱり律儀だと思った。




それと同時に嬉しくこちらまで涙が込み上げてきた。




その声となんでも任せられそうな心の広さが私は大好きだ。






義勇「…A…柱に、なったんだってな…」




A「うん!」




義勇「そうか」




A「ぇ、それだけ?もっと無いの〜、良く頑張ったね?とかこれからよろしく?とか」





義勇は昔っから言葉が足りなかった。





義勇「………良く頑張った…これからもよろしく頼む」





A「っ、、」





でも、たまに私に向けてくれる我が子を見るような目はとっても優しく暖かかった。







蜜璃「Aちゃ〜ん!!おめでとうおめでとうおめでとう!」




A「わっ!…み、蜜璃、急に抱きついてくるなんて驚いた」




蜜璃「ハッ!ごめんなさい!嬉しくてつい…」





A「……ありがとう、蜜璃」ニコッ





蜜璃「っ!!Aちゃん可愛いわっ!!」





人の幸せを一緒に喜べる蜜璃はとっても素敵だと私は心の底から思った。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 夢小説 , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
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ゆっくり四つ葉 - いいのか、、、888評を889評にしてしまって、、、!素晴らしい作品をありがとうございます! (2020年9月14日 20時) (レス) id: 558ca2fe7e (このIDを非表示/違反報告)
莉華 - あゅみさん» ホントですよですよ!!!!あぁ.......尊い.... (2019年12月15日 23時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
あゅみ(プロフ) - 莉華さん» 無一郎くん可愛すぎて永久保存ものですよ笑 (2019年12月15日 21時) (レス) id: c188dca51c (このIDを非表示/違反報告)
あゅみ(プロフ) - 肯定的なトマトさん» 無一郎くん尊いですよね泣 (2019年12月15日 21時) (レス) id: c188dca51c (このIDを非表示/違反報告)
莉華 - ん"ん"ん"........!!!!むいくんがかあいい....!!!! (2019年12月15日 16時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とーにゅ | 作成日時:2019年12月1日 21時

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