第二章 十話 ページ20
〈甘露寺 side〉
蜜璃「伊黒さーん!!こっちには居ませんでした!」
小芭内「甘露寺か……向こうにもいなかった」
宇髄「東の方も居なかったぜ」
私達は私と無一郎くん、伊黒さんと不死川さん、煉獄さんと悲鳴嶼さんと宇髄さんの三つに別れてAちゃんを探していたが、一向に見つからず、一度ひとつにまとまった。
しのぶちゃんと、冨岡さんはAちゃんと同じように行方知れずになってしまっている。
でも、あの二人のことだからきっとAちゃんを追って行ってくれたに違いない。
無一郎「…どこに行っちゃったんだろう…それにあの鬼に噛まれた傷……」
杏寿郎「きっと!先日胡蝶殿と冨岡殿が調査に行った所で鬼に遭遇したと考えられる!」
実弥「嗚呼……あの鬼医者が噛んだとも思えねェしな…」
蜜璃「…Aちゃん…」
小芭内「…大丈夫だ。あいつは鬼に噛まれて死ぬような人間じゃない」
伊黒さんっ、♡
励ましてくれるなんて優しい、♡
蜜璃「そ、そうだよね!Aちゃんを信じなきゃ!」
私がうんうんと頷くと何故か伊黒さんはそっぽ向いてしまった。
行冥「おい、……あれを見てくれ」
その時だった。
悲鳴嶼さんが指をさした雑木林の中から人影が見えた。
柱「「「「「「っ?!!」」」」」」
胡蝶「待たせましたね。皆さん」
冨岡「……」
皆の目線の先には、Aちゃんの日輪刀を持ったしのぶちゃんと、
Aちゃんをお姫様抱っこをしている冨岡さんの姿だった。
無一郎「Aっ!…」
すると無一郎くんは直ぐにAちゃんの元へ走り込み、顔を覗き込んでいた。
しのぶ「今は、先程首筋に射った睡眠薬で眠らせています」
無一郎「っ、、良かった……」
無一郎くん…。この1ヶ月間、ずっと何をやるにしても上の空だった。
柱でも、その前に無一郎くんはまだ子供なんだなって感じた。
それにしても、しのぶちゃんと、冨岡さんが帰ってきてよかった。
そしてAちゃんも…
やっと帰ってきてくれた。
おかえり。Aちゃん。
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ゆっくり四つ葉 - いいのか、、、888評を889評にしてしまって、、、!素晴らしい作品をありがとうございます! (2020年9月14日 20時) (レス) id: 558ca2fe7e (このIDを非表示/違反報告)
莉華 - あゅみさん» ホントですよですよ!!!!あぁ.......尊い.... (2019年12月15日 23時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
あゅみ(プロフ) - 莉華さん» 無一郎くん可愛すぎて永久保存ものですよ笑 (2019年12月15日 21時) (レス) id: c188dca51c (このIDを非表示/違反報告)
あゅみ(プロフ) - 肯定的なトマトさん» 無一郎くん尊いですよね泣 (2019年12月15日 21時) (レス) id: c188dca51c (このIDを非表示/違反報告)
莉華 - ん"ん"ん"........!!!!むいくんがかあいい....!!!! (2019年12月15日 16時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とーにゅ | 作成日時:2019年12月1日 21時