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第三章 二話 ページ22

〈炭治郎 side〉



俺達は以前、お館様の立っていた場所の、横の塀沿いに居るよう言われた。





前には隠の人が二人居た。





随分客席感満載だ。






勿論柱達はお館様の目の前に綺麗に並んでいた。





善逸「こんなに離れた所って事は俺達は怒られないのか、、?」




伊之助「腹減った…」




2人はいつも通りだが、周りの空気が重い。






この悲しみに包まれた匂いはなんなんだろうか…。





そう思いながらお館様がいらっしゃるのを待った。





産屋敷「待たせたね…」




ザザッ



柱の人達は地面に膝を附け頭を下げた。




善逸「ええっ?!」



伊之助「なんだっ!襲撃か?!!」




炭治郎「こらっ!二人共早く座れ!」





俺は2人を無理やり座らせた。





蜜璃「お館様にお、おかれましても御創建で何よりです。益々の御多幸を切にお祈り申し上げます」





不意に甘露寺さんから少しだけ嬉しそうな匂いがした。




産屋敷「…ありがとう、蜜璃……さて、Aの事の前に」





一瞬空気がピリついた。




A…?




もう1人の柱の事かな?





産屋敷「1人皆に紹介しておきたいと思う」





そう言うと1人の男の人が柱の前に現れた。






刺桐時朗「……」





産屋敷「彼はAの育手の刺桐時朗。元時柱だよ」





皆「「「「?!」」」」





柱の人達が驚いてる。



何故だろう、誰もこの育手の人が現役で柱をやっていた時代を知らないのかな?





刺桐時朗「っ……この度は緋岸Aの件でお騒がせいたしまして申し訳御座いません。この私、緋岸Aの育手である刺桐時朗が深くお詫び申し上げます」





そう言って刺桐時朗さんは涙を流しながら柱の前に土下座をしていた。






産屋敷「……そして、Aは義勇に呼吸を使っていたらしい」




柱「「「「っ、?!」」」」



義勇「……っ」



しのぶ「……」





産屋敷「信じ難いけど…れっきとした隊律違反だ」







そうか。




皆、緋岸Aさんが行った事を信じたく無いんだ。

第三章 三話→←第三章 【処罰】一話



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設定タグ:鬼滅の刃 , 夢小説 , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
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ゆっくり四つ葉 - いいのか、、、888評を889評にしてしまって、、、!素晴らしい作品をありがとうございます! (2020年9月14日 20時) (レス) id: 558ca2fe7e (このIDを非表示/違反報告)
莉華 - あゅみさん» ホントですよですよ!!!!あぁ.......尊い.... (2019年12月15日 23時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
あゅみ(プロフ) - 莉華さん» 無一郎くん可愛すぎて永久保存ものですよ笑 (2019年12月15日 21時) (レス) id: c188dca51c (このIDを非表示/違反報告)
あゅみ(プロフ) - 肯定的なトマトさん» 無一郎くん尊いですよね泣 (2019年12月15日 21時) (レス) id: c188dca51c (このIDを非表示/違反報告)
莉華 - ん"ん"ん"........!!!!むいくんがかあいい....!!!! (2019年12月15日 16時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とーにゅ | 作成日時:2019年12月1日 21時

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