ずっと友達だからね！ ページ48
｢いや、ゆっきーと春乃、お似合いだと思うぜ？｣
泣きそうな表情をしながら必死に笑い、話してくれるまっつんに何故か罪悪感を感じてしまう。
｢…まっつん、ずっとずっと友達だからね！何があってもずっとずっと大切な友達だから！ゆっきーもきっと、そう思ってるから！…だから、そんな悲しそうな表情しないで…ずっと傍にいるから…まっつん大切だから｣
まっつんが悲しい表情してると…私まで悲しくなっちゃうよ…。
勝手に瞳からポロポロと涙が溢れ落ちる。
｢…泣くなよ…ホストが女泣かせるようなことしちまってごめんな｣
指先で溢れでる涙を掬ってくれる。
｢…まっつんは、悪くないよ…やっと…やっと言えたから嬉しいから泣いてるの…まっつんのこと大切な友達だって、やっと言い張るコトができたから…だから、ありがとう、まっつん。これからも一緒にいてください｣
涙をゴシゴシと拭き、まっつんに片手を差し出す。…まっつんもそれに答えるように手を差し出してくれた。
｢俺達は、ずっと友達だ！｣
｢うん！｣
まっつんの太陽のような笑顔にいつも慰められてたよ…助けてくれて、ありがとう。
すぐに試合が始まるというコールが聞こえ、走る準備をする。
｢…わかっていたとはいえ、やっぱキッツイな…これ｣
まっつんが小声で呟いていた言葉を私は知る由もなかった。
待機場所に戻ると、もう既に準備を終えたゆっきーがドラグノフを持って戦闘準備を万端にしていた。
｢まっつん…遅かったね…春乃も戻ってきたの？｣
あくまでゆっきーの視線は、まっつんに向けられており、私に向けられることは、なかった。
｢お…おう｣
まっつんは、気まずそうに視線をそらしながら答えた。
｢…ゆっきー｣
｢…何？｣
ゆっきーに視線を併せようとしたけど、顔を背けられてしまった。
｢…ゆっきー、今日ね話があるの。家に帰ったらゆっきーの家…言ってもいいかな？｣
真剣な表情でゆっきーの顔を見つめると控えめに小さくコクコクと頷いてくれた。
｢…ありがとう。楽しみにしてるね｣
…これが終わったら…ゆっきーに告白…しよう。
静かな決意を胸にゆっきーとまっつんに続き、フィールドへ入っていった。
とにかく、今は、今だけは、たくさん遊ばなきゃ！
気合いをいれて銃に球を装填して敵チームへと走っていった。
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椎葉 歌乃葉(プロフ) - 翠華さん» 大好きって言っていただけて嬉しいです！ゆっきーと夢主ちゃん可愛いって言ってくださり、ありがとうございます。無理のない程度に頑張ってこれからも更新していきます！コメントありがとうございました！ (2015年9月23日 15時) (
レス) id: cd40bfd4d5 (このIDを非表示/違反報告)
翠華(プロフ) - この作品大好きです！ゆっきーと夢主ちゃんが可愛すぎて最高です！無理のないように更新頑張ってください♪( ´▽｀)楽しみにしてます！ (2015年9月23日 7時) (レス) id: a8faf88f93 (このIDを非表示/違反報告)
椎葉 歌乃葉(プロフ) - もふ丸さん» ゆっきーが、かっこ可愛く見せられていて嬉しいです！ありがとうございます！ゆっきー、本当にかっこ可愛いので少しでも文章でゆっきーのかっこ可愛さを表現できるようにこれからも精進します！コメントありがとうございました♪ (2015年8月21日 19時) (レス) id: cd40bfd4d5 (このIDを非表示/違反報告)
もふ丸 - 椎葉さんの作品のゆっきーすっごくかっこかわいいです！ 更新頑張って下さい！ (2015年8月21日 16時) (レス) id: a44c4eda16 (このIDを非表示/違反報告)
椎葉 歌乃葉(プロフ) - 桜月クレハさん» 面白いって言っていただけて嬉しいです！至らぬ点も多い作品になってるとは思いますが、これからも少しでも楽しんでいただけるような作品が作れるよう頑張ります。コメントありがとうございました♪ (2015年8月19日 19時) (レス) id: cd40bfd4d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎葉 歌乃葉 | 作成日時：2015年8月17日 19時
