イツメンちゃん!―もしもストーリー2― ページ20
前回の続き
部室に着くと、待ってましたとでも言うように珂神は笑顔でこう言った。
珂神「白○プロジェクトやろうぜ!」
だと思ったわ。
僕「帰っていい?」
蒼「ごめん、勉強するから無理です」
なかたい「俺白○やってない」
3人に拒否されると珂神は
珂神「いいもんいいもん。
ざつぎょな俺はボッチでやるもん……」
なんかいじけ始める。
僕「それにしてもさ、この部屋片付けない?
ゴミいっぱいだよ」
なかたい「とくに壁の隅で丸まってる粗大ゴミとか?」
珂神「俺粗大ごみじゃないよ!」
蒼「まぁまぁ、とりあえず部屋汚いのは確かだから
軽くゴミだけでも片付けないか?」
珂神「勿忘草の顔並みだよな☆」
僕「僕の顔が散らかってるっていうの?」
珂神「いぇす!あいどぅ!」
僕「抹殺☆」
珂神「( º дº)<キエェェェエエェェェ」
なかたい「真面目にやれよ、勿忘草と粗大ゴミ」
粗大ゴミ「粗大ゴミじゃないよ!?」
蒼「もはや名前の表記まで変えられるんですね」
粗大ゴミ「え?嘘、マジか……
勿忘草ないわー……」
なかたい「ピッタリだな!」
僕「(「・ω・)「それな!」
珂神「みんなひどい……」
流石の珂神でも落ち込んでいるようだ。
しかし数分後
珂神「ひゃっほぉぉおいほいほいほい☆
なんかイラスト見っけたぜ!」
僕「それ僕が描いたやつ返せばか!」
珂神「やーだよっ☆☆」
狭い部室の中を追いかけ回す。
なんだってこんなことをしなければいけないのか。
そうだ、これを書いているやつが面倒な設定にしたのだ。
僕「ウワアァァァ」
疲れのあまり頭を抱え込む。
こいつのテンションにはついてはいけない。
元来僕は体力が無いのだから。
蒼くんとなかたいは最早無視して作業を続けている。
助けてくれよ……
珂神「あっ、勿忘草のカバンの中汚い()」
僕「人のカバン勝手に開けんなよ!」
珂神「お前女子力低いな()」
僕「あのな、僕は『女子力が低い』んじゃなくて『男子力が高い』んだよ」
珂神「それもう何回も聞いた」
僕「じゃあ何度も言わせるな馬鹿」
何かとりあえずこの日は部活なんて出来ませんでした。
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勿忘草(プロフ) - ありがとうございます! (2015年10月13日 20時) (レス) id: 9a3ca730c2 (このIDを非表示/違反報告)
桜美雪音(プロフ) - めっちゃ面白いですねwww (2015年10月13日 20時) (レス) id: 8bf700dc28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2015年10月9日 1時